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2022/04/21

古民家フォト甲子園

古民家フォト甲子園とは・・・

古民家のある街並みや景色を通して、日本の伝統的な住文化に触れ、

地域のよさについて考えるきっかけとなることを目的に、2012年から開催されています。

第10回を迎えた当大会。

小学生の部門(絵画)には、46作品

中高生の部門(写真)には、158作品の応募がありました。

最優秀賞をはじめ、9点の入賞作品が決定いたしました。

中高生の部門(写真)

最優秀賞のご紹介です。

テーマ:門の向こうに

栃木県宇都宮工業高等学校1年(栃木県)

愛波 盛章さん

中学2年生の時に、第8回大会に応募し、

金賞をいただいたのですが、今回は最優秀賞を受賞したとの知らせを受け、

びっくりしました。

前回の作品撮影の頃から、栃木県内に残る茅葺(かやぶき)古民家を調べ、

今回の場所に絞り込み撮影に取り組みました。

夏らしさを出すために、関東地方の梅雨明けのタイミングを狙い、

長屋門を額縁に見立て、その奥に見える景色、古民家の明るさが強調されるよう、

光と影の部分を意識して撮影しました。

県内でも、年々茅葺の古民家は姿を消しつつあります。

いまこのタイミングで、写真でその姿を記録に残すことが急務であり、

大切だと感じています。

作品には、そんな思いが込められています。

父の影響で写真を撮るようになりました。

デジタルカメラで、自分が見たままの風景、そして色が出せるところに魅力を感じています。

細菌は、神社仏閣や宿場町など歴史的な街並みを撮影しています。

いま一番撮影したいものは、やはり姿を消しつつある木造3階建てなどの歴史を感じる温泉旅館です。

将来は、古民家などの歴史的建築物の保存に関わる仕事に就きたいと考えています。

写真は趣味として、建築物などを中心に撮り続けていきたいと思っています。

(愛波 盛章)※じゃぱとらより抜粋

古い建物に対する愛着が感じられる写真です。

長屋門からトリミングされた茅葺き屋根の古民家が、

まるでタイムスリップしたかのような趣ある印象的な写真です。

古くなった古民家を再生して住む

長く空き家となっていた古民家を再生して住む

古民家を移築し古民家を再生して住む

古民家を移築し古民家新築(新民家)として住み始める

風土がはぐくんだ木、自然の素材、

職人たちの技術、日々の暮らし・・・・・・

古民家や古い建物には先任たちの知恵と悠久のときが宿っています。

「もの」ではなく「こと」を大切に。

住まいや建物、先祖や家族、そして地域への思いが、

人々によってつながれていく「こと」が大事なのかもしれません。

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