柴田先生プランの住まい

中庭のあるコートハウス

四方を隣家に囲まれた旗竿状の敷地の中で、

お施主様が求めたのは、プライバシーを守りながらも光と風に

満ちた開放感のある住まい。

※　旗竿状とは

道路に接している出入り口部分が細長くなっていて、その奥にまとまった敷地がある土地のことを指します。 竿につけた旗のような形状をしていることから、旗竿地と呼ばれています。

シャープなアウトラインが印象的な外観。

中庭に続く通路はオリジナルの縦格子戸で仕切れるようになっています。

格子の陰影にも印象的な和風のアプローチに対し、

シンプルなモダンスタイルの外観が対照的に引き立ちます。

建物の格子戸がさりげなく和洋の調和を図っています。

アプローチには和風のしつらえを施して、

町家の露地のような雰囲気に。

柴田先生が提案したのは、

中庭を間取りの中央に取り込んだコートハウスのプランです。

リビング・ダイニング・キッチン・寝室と水まわり・子供部屋といった４つのエリアを中庭の周囲に配置。

それぞれ中庭に対して大きく開口部を設けることで、

敷地外からの視線をカットしながら、光と風と開放感を室内に取り込んでいます。

生活の中心となるキッチンは、ダイニングとひと続きの空間に。吹抜け状になった高い天井のもと、大きく確保された室内には、南西側の窓と高い窓からの採光があり、明るい日差しでいっぱいに。キッチンからは、中庭越しに家全体が見渡せます。

中庭に面して掃き出し窓と高い窓を設置。

南西からの明るい日差しを取り込んだダイニングとキッチン。

天井の高さもあり、広々とした空間に仕上がっています。

キッチンからは、中庭越しに子供室や寝室まで視界が広がります。

植栽や青空を眺めながら気持ちよく、調理に取り組むことができます。

初夏には、気持ちのいい風を取り込む経路に。

中庭に植えられたシマトネリコの緑を眺められます。

ウッドデッキも設けられ、室内から連続して使えるアウトドアリビングに。

外からの視界をカットした設計でカーテンいらず。

月の明かりを感じながら夜のくつろぎも演出します。

ダイニング・キッチンに隣接したプレイルームには、壁面に収納棚を設置。

子供のおもちゃなどがしまわれて、すっきりと。

寝室の近くに設けられたトイレ。LIXILのサティスを採用しました。

手洗いと一体の空間となります。

柴田先生の描かれたプラン図です。

柴田先生にプランをお願いしたいという方、

コスモまでご連絡ください。

お待ちしております。