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株式会社コスモ 愛知県豊明市栄町内山67番地42 水曜定休

2023/03/23

生き続ける木造建築

先日、家族でジブリパークへ遊びに行きました。

映画の中に入り込んだようで、夢の世界が広がっていて、

みんな、映画のシーンを再現しようと一生懸命写真を撮っていました。

我が家も、しっかり復習をしてから行けばよかったなぁ。

さてさてジブリパーク建設のきっかけともなった「サツキとメイの家」

2005年愛知万博のパビリオンで、愛・地球博記念公園に残されました。

中部経済新聞にこんな記事があったのでご紹介します。

当時スタジオジブリから、建築の依頼を受けたのは東郷町の大工さん。

スタジオジブリからの依頼は「昭和10年頃に建てられた和洋折衷の家」

それを再現するためには、映画のセットではなく、一軒の家を最初から建てたいという思いで建築されたそうです。

心がけたのは昭和初期の建築手法。

木は柱や天井となった後もゆがみが生じることから、後から部材を付け加えたり取り除いたり調整できるよう、大工さんが木材一本一本の特性を見極め、ノミやノコギリで加工する「手刻み」の工法を駆使されたとうです。

現代は、木造建築の8割がプレカットで行われています。

木材をあらかじめ寸法に合わせてカットし、現場で組み立てる手法です。

木の特性を一本一本みることなく、すべての木材を同一規格として工場で加工するため、工期の短縮やコストカットが実現しました。

サツキとメイの家を建築された大工さんの根底には

「建築物を長く持たせるには新陳代謝が必要」との思いがあったそう。

木材が適材適所で使われることで、木が呼吸しやすく長持ちし、

傷みや腐敗があっても、修繕できるように作っておくことが大工の職能だとも。

そして、昔の大工たちから蓄積された知恵を若手が受け継ぎ、長く残していったもらいたいという願いも込められています。

コスモでは、大工出身の社長を中心に、愛知の木にこだわった木造建築を行っています。

適材適所で、プレカットと手刻みを組み合わせて建築をします。

特に古木を梁や柱につかった住まいでは、プレカットはできないので

木の特性を見ながら、丁寧に刻んで住まいに命を吹き込んでいきます。

木が大好きな方、住まいを永く住み継いでいきたいと思っている方にお勧めです。

興味を持っていただけた方は、まずは木の家展示場に足を運んでみてください。

森林浴をしているようなさわやかな空気に包まれます。

木の家展示場はこちら

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