生活感を出さない家づくり

ホテルやモデルルームのような、シンプルで高級感のある住まいに、誰しも一度は憧れたことがあるでしょう。でも実際に暮らしていくと物が増え、どうしても生活感が出てしまいます。家づくりの段階で、ちょっと工夫をしておくと、ホテルのような洗練された空間が維持できますよ。

0.1 生活感を出さない3つのポイント

1 建具や壁紙、照明の統一感
2 モノを隠せる収納
3 片付けやすい動線
- 3.1 7/22（土）・23（日）はリノベーション見学会

生活感を出さない3つのポイント

生活感のない家を建てるには、以下の3つのポイントを押さえてください。

建具や壁紙、照明の統一感
モノを隠せる収納
片づけやすい動線

建具や壁紙、照明の統一感

ホテルのようなシンプルな空間にするためには、内装選びがとても重要なポイントです。色や素材、形など、部屋ごとで考えるより、家全体でコーディネートするイメージで選びます。ホテル風、リゾート風、北欧風・・などなど、まずはテーマを決めましょう。

モノを隠せる収納

生活感が最も出やすい家電や掃除道具、調味料や洗剤などの生活用品。あらかじめ置く場所を決め、すべて扉付きの収納で隠す方法が最も簡単です。でもすべて隠してしまうと、使い勝手が悪くなってしまうため、よく使うものは魅せる収納になるよう配置などを工夫します。最も生活感が出る冷蔵庫は、デザイン性の高いものを選んだり、パントリーに収納したりする方法もあります。

片付けやすい動線

一般的に玄関からリビングへ直結する家が主流です。家族の帰宅が分かり温もりを感じられますが、カバンや荷物をそのまま持ってきて、机の上にドン！一度ソファに腰を下ろしてしまうと、片づけるのも億劫になってしまいます。リビングが荷物の仮置き場に・・・。そうならないためには、玄関からリビングに入るまでの動線を工夫します。玄関からクローゼットを通って、洗面で手を洗い、LDKヘ。そうすることで、自然とリビングにものがあふれることを防げます。