「なんでここにないの?」を防ぐ。後悔しないコンセント計画

家づくりが終わり、いざ暮らしが始まったときに気づくこと。
それが――「コンセント、ここに欲しかった…」という小さな後悔です。
コンセントは一度家が完成してしまうと、簡単には移動できません。
だからこそ、**“暮らしを想像しながら設計すること”**がとても重要です。
■ コンセント計画は「間取り」ではなく「暮らし」から考える
図面を見ながら、「ここに1つあればいいかな」と配置していませんか?
実はコンセントは、間取りではなく生活動線や使い方から考えるべきものです。
例えば――
・朝、どこでスマホを充電するか
・掃除機はどのルートで使うか
・季節家電(扇風機・加湿器)はどこに置くか
こうした日常のシーンを具体的に思い描くことで、必要な場所が見えてきます。
■ よくある「後悔ポイント」
実際に多いのは、こんな声です。
① ソファの近くにない
スマホを充電しながらくつろげない。延長コードが生活感を出してしまう。
② キッチンの数が足りない
電子レンジ・トースター・炊飯器…気づけばタコ足配線に。
③ 玄関にない
電動自転車の充電や、クリスマスのイルミネーションで困る。
④ 洗面室に足りない
ドライヤー・電動歯ブラシ・美容家電で取り合い状態に。
■ プロがすすめる「考え方のコツ」
① 家具配置を先に決める
テレビ・ソファ・ベッドの位置が決まれば、必要な場所が自然と見えてきます。
② “今”ではなく“未来”も想定する
お子様の成長、在宅ワーク、家電の増加など、数年後の暮らしも視野に。
③ 「少し多いかな?」くらいがちょうどいい
コンセントは多すぎて困ることはほとんどありません。むしろ“足りない”方がストレスになります。
■ 実例から考える、コンセント位置計画

キッチンカウンターの横に取り付けて、ホットプレートや調理家電の使用、スマホの充電などに活用できます。

階段の踊り場のフリースペースに。パソコンやゲームなど様々な用途に対応できるように多めに設置。

キッチンカウンターの上部にコンセントを設置。キッチン側からもダイニング側からも使えるアイデア

カウンターの下に横並びのコンセントを配置。目立たなくて、インテリア性を高めます。

ブラックのコンセントプレートをセレクト。敢えて部屋のポイントになるようにデザインしています。

寝室の床にコンセントパネルを設置した実例。床からコンセントを取り、間接照明を置く予定だそうです。
万一使わなくても、ふたがあるので、床に支障はなく過ごせます。
■ まとめ:コンセント計画は「暮らしの設計」
家づくりは、見た目だけでなく、どう暮らすかをデザインすること。
コンセントの位置ひとつにも、
そのご家族らしい暮らし方が表れます。
私たちは、図面だけでなく、
お客様の「これからの暮らし」を一緒に描きながらご提案しています。
ぜひ一度、あなたの生活を思い浮かべながら、
「ここで何をする?」と問いかけてみてください。
その答えが、後悔しない家づくりへの第一歩です。