ルンバの基地、どこにつくる?家づくりで考えたい掃除ラク設計

共働き世帯が増えた今、家づくりのご相談の中でも「家事を少しでもラクにしたい」という声をよく耳にします。
その中でも人気なのが、お掃除ロボット「ルンバ」などのロボット掃除機です。
ボタンひとつで掃除をしてくれる便利なアイテムですが、実は家づくりの段階から置き場所や動線を考えておくことで、その便利さはさらに大きくなります。
今回は、家づくりの際に考えておきたい「ルンバの基地(ホームベース)」の作り方についてご紹介します。
意外と困る、ルンバの置き場所
新築後にルンバを購入したものの、
- 充電器が廊下に置かれている
- コンセント周りがごちゃごちゃする
- 掃除のたびに移動させる必要がある
- 家具の陰に隠れて使いにくい
というケースは少なくありません。
せっかく掃除を自動化しても、準備や片付けの手間がかかっていては本末転倒です。
だからこそ、設計段階から「ルンバの居場所」を決めておくことが大切なのです。
おすすめ① 収納の下をルンバ基地にする
最も人気なのが、造作収納やテレビボードの下をルンバ基地として活用する方法です。
収納の下部を少しだけ空けておけば、ルンバがそのまま出入りできます。
この方法のメリットは、
- 普段は見えない
- 空間がすっきりする
- 配線も隠せる
ことです。
テレビボードや玄関収納、キッチン背面収納の下など、さまざまな場所に設置できます。
設計時にコンセントも一緒に計画しておけば、見た目も美しくまとまります。

おすすめ② ファミリークローゼットの一角に設ける
共働き家庭で人気のファミリークローゼット。
実はルンバ基地との相性も抜群です。
掃除が終わるとクローゼット内に戻るため、生活空間から見えません。
さらに、
- 掃除用品の収納
- コードレス掃除機の充電
- モップや消耗品の保管
などをまとめることで、「掃除ステーション」として活用できます。
家事動線を考える際にはおすすめの方法です。
おすすめ③ 階段下スペースを有効活用
デッドスペースになりがちな階段下も人気の設置場所です。
奥行きの浅い収納を設け、その一部をルンバ専用スペースにすれば無駄なく活用できます。
ただし注意したいのは、ルンバがスムーズに出入りできる高さと幅を確保すること。
機種によってサイズが異なるため、将来的な買い替えも考慮して少し余裕を持たせることをおすすめします。
ルンバが活躍できる間取りのポイント
基地だけでなく、ルンバが動きやすい家づくりも重要です。
段差をなくす
ロボット掃除機は基本的にフラットな床が得意です。
小さな段差でも掃除できないエリアが生まれてしまいます。
できるだけ床をフラットにつなげることで、家全体を効率よく掃除できます。
家具の脚の高さを意識する
ソファやテレビボードの脚が低いと、ルンバが入り込めません。
家具選びの際は、ロボット掃除機が通れる高さかどうかもチェックしておくと安心です。
床に物を置かない収納計画
ルンバが活躍する家は、自然と片付く家でもあります。
床置き収納を減らし、
- パントリー
- ファミリークローゼット
- 土間収納
などを計画的に設けることで、掃除しやすい環境が整います。

家事ラクは設計から始まる
ルンバは単なる家電ではなく、共働き家族の時間を生み出してくれる頼もしいパートナーです。
だからこそ、「買ってから考える」のではなく、「家をつくるときから考える」ことが大切です。
収納の下や階段下を活用した専用基地、掃除しやすい動線計画、段差の少ない間取り。
こうした小さな工夫の積み重ねが、毎日の家事負担を大きく減らしてくれます。
これから家づくりを考える方は、ぜひ間取りの打ち合わせの際に「ルンバの基地もつくりたい」と相談してみてください。
きっと数年後、「作っておいてよかった」と感じる場所になるはずです。