三重県桑名郡
「コンクリート×木」遊び心がいっぱいの住まい
周囲から目を引く片流れ屋根の2階建ての住まい。道路との高低差を活かして、0.5階、1階、1.5階のような雰囲気で住まいを設計しました。室内には間仕切りがなく、コンクリートの壁と格子で空間を仕切り、一体感を演出しました。
玄関を入って正面には、コンクリートの壁がお出迎え。コンクリートの無機質さと木の柔らかな雰囲気が相性良く、室内へのワクワク感を高めてくれます。珪藻土の壁は、家族みんなで塗った思い出の作品です。
階段を上ると、明るい日差しが差し込むLDKとサニタリースペース。さらに階段を上るとロフトのような居室があります。天井にも床にも無垢の杉板を貼り、ゆったりと過ごせる開放的な空間が広がっています。
魚釣りが趣味のご主人様のため、外で魚をさばけるよう、広いデッキの上に屋外シンクを設置。シンクからキッチンへもつながりを持たせ、お魚の移動もスムーズになりました。キッチンの背面には、オープンスタイルの収納を設え、取り出しやすく片づけやすい仕様になっています。
2階は格子で目隠しをして、1階にいる家族の気配を感じながらも集中できる空間です。大容量の収納を設け、家族の荷物がしっかり収まります。