2020/11/12
このたびの台風19号により被害を受けられた皆さまに心からお見舞い申し上げます。
大雨をもたらした台風19号による被害は今でも広がっています。
各地で洪水や土砂崩れ、河川の決壊が起き、インフラや交通にも大きな影響が出ました。
土砂崩れがあちこちで起きた映像が日々流れ
これからの日本、大雨が降ると、土石流などの災害はどんどん増えると言われています。
森林がある面積のうち一般の人が所有している森林=民有林 は圧倒的に多く、これらの林が荒れ放題。
間伐するなどで手入れもせずに放置されていくと、その結果、台風や集中豪雨のたびに土砂災害があちこちで起きる。
特に若い世代では、交通の便が悪い山奥の家に住みたくはない、と思う人は多いだろう。
そう考える人が多くなると、林業は後継者がいなくなって民有林がどんどん放置される。
放置されたままの林が多いと
密集して生えることになるので、1本1本の成長としては弱弱しい。
過密になって鬱蒼とした森林になると、光が刺さないから、下で生える木ももやしっ子のように弱いものに育つ。
大雨の際の保水力も土を支える力も弱くなって、耐えきれないとザーッと一気に流されていく。
「地球」全体の温暖化。その影響で、台風も大型となり、集中的なゲリラ豪雨。
山林の手入れは行われない現状が広がっている。
(参考資料:林野庁ホームページ・上智大学教授 水島宏明先生)
目次
明るく健やかな山を取り戻しましょう。
人類は森と共にありました。
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