都市の木質化プロジェクト

みなさん、おはようございます。

妻と子供からの置き土産と冷たい風により冬を感じながら通勤した本日ですが、何の日かご存知でしょうか、

そうです、「 リフォーム相談会 」の日です。

急がないとあっというまに冬になってしまいますので、あったかリフォームなら是非ご相談ください。

古民家再生「吉良の家」のネタも仕込んでいますよ！

写真は「吉良の家」のご近所さんからの頂き物を、仕込みを教えてもらい社長がさっそくみりん干しにしていました。

・・・

最近は上棟ラッシュもひと段落して、今度は大工さんの内部造作が忙しく進んでいます。

冬の風の冷たさが厳しい豊橋市の現場も、上棟時からだいぶ進みサッシや断熱材まで入っているため大工さんもホットしているかと思います。

一方、夏の暑さが収まったころから名古屋市緑区で新築引渡し後の庭園工事も進みました。

まだ葉も少ないのですから、今から来年の紅葉が待ち遠しいですね

・・・

さてタイトルにある「都市の木質化プロジェクト」ですが、

環境問題、循環型社会などの考えから、木を使うことで街での生活が豊かになり、そして山も元気になる、そんなコンセプトで名古屋大学から立ち上げられた分野を横断した、そして実践的な取り組みです。

木材と家づくりの専門家集団としての「あいち里山の木の会」の立ち上げから携わってきたコスモとしては都市で木を使うという別の視点での活動に興味もあり、メンバーが関わっていたこともあるためモリコロパークでのフォーラムに参加してきました。

木材の活用や再利用など、可能性を模索した実践として目に見えて触れる展示もしていました。

期間中はジブリ展をやっていることもありなかなかにぎわっていました。

万博跡地としてこれからも有効活用できるといいですよね。

・・・

今回のフォーラムとしては、愛知県の森林の現状と、実験的、実践的な取り組みの報告、他県での都市の木質化の事例などの講演とパネルディスカッションでした。

特にこれまでと違う考え方を取り入れていかないと変わらないのではないかと問題提起し、活動されている「team Timberize」さんの実践している取り組みが新鮮でした。

里山バスツアーでもご案内しました、木造校舎や体育館のような大規模木造から、トヨタ自動車ショールーム、ヨーロッパの大規模木造ビルなど、技術の発展(+法整備)によりこれまでと違った木材の利用方法ができるようになってきています。

では、木を使うことの意味とは何か？木材らしさ、利点を活かしながら欠点をカバーする利用方法などはないのか？

古い常識にとらわれずに、考えて、そして実践していかなければならないということを教えられました。

しかし家づくりは、もとより過去からの伝統、経験、知識、新しい技術によってなりたっております。

気持ちのいい空間、豊かな生活ができる木の家を建てることによって地域や里山に貢献しそれが都市の木質化の下支えにもなると考え、今はみなさまへコスモの家づくりをお届けしていきたいと思うそんなフォーラムでした。