2024/01/26
どこか懐かしさを感じる木のぬくもりのある古民家。
最近では、おしゃれで趣のある古民家の様な古民家風注文住宅の平屋に注目が集まっています。
今回は、古民家風の新築平屋の特徴や建築のポイント、工務店の施工事例などの情報についてもご紹介します。
目次
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古民家といえば、藁ぶきで木造の平屋の家という印象を持っている人は多いのではないでしょうか。
古民家の定義は厳密にはありませんが、築50年以上の伝統的な住宅を指すことが多いです。
深い軒や広い縁側、天然木や漆喰を使った自然素材の温かみ、懐かしく落ち着きのある雰囲気の古民家は、おしゃれでリラックスできる暮らしができます。
最近では「古民家風」の新築平屋に注目が集まっています。
古民家風の平屋にはどのような特徴があるのでしょうか。
デザインのテイストや空間、機能性などいくつかのポイントがあります。
古民家風の家は、「和モダンテイスト」が主流です。
シンプルなモダンテイストに、和風のテイストを取り入れたおしゃれな雰囲気になります。
平屋のコンパクトな間取りに和モダンテイストはマッチします。
和モダンテイストのように、現代風なモダンスタイルの中に、木の素材感や趣を感じられる落ち着いた住まいは広い世代に受け入れられています。
古民家風の平屋は、懐かしく落ち着く空間であるのも特徴。
重厚感のある梁や広い縁側、深い軒、土間の空間など、日本の風情を感じられる家づくりができます。
新築でありながらも、日本家屋の温かさを感じられる古民家風の住まいは、人気が高いのも特徴の1つです。
古民家風の住宅の素材は、古民家で使われていた木材を使うことも多いです。
古民家の古材は、味わい深い雰囲気であるだけではなく、ケヤキや栗、ヒノキなど丈夫な天然木です。経年により、自然乾燥し強度が増し耐久性もあります。
また、古民家に使われる漆喰は、耐久性にすぐれ耐用年数は100年といわれています。
古民家の素材はリフォームやリノベーション、メンテナンスが必要ではないというわけではありませんが、うまく取り入れることで耐久性があるのも魅力です。
古民家の趣のある雰囲気を持ちながらも、現代風の機能を持ち合わせているというのも「古民家風」平屋の魅力です。
新築の注文住宅同様、耐震性や断熱、気密、省エネなどの機能を設けることができるので、今の家族のライフスタイルに合わせた暮らしができます。
また、キッチンや浴室、洗面所、トイレなど水回りやクローゼットなどの収納も最新の機能を取り付けられるのはメリットではないでしょうか。
「古民家風」の新築平屋であれば、快適な生活が実現できるのです。
古民家風の新築平屋を建てるには、どのようにプランニングをすればよいのでしょうか。
ここからは、外観や内装、間取りや素材など古民家風住宅にするポイントをご紹介していきます。
古民家風の新築平屋の外観はシンプルでスタイリッシュに仕上げるのがおすすめです。
和モダンテイストのようにシンプルで洗練した印象にしたいのであれば、黒色と木目の組み合わせが人気です。
古くから使われてきた日本家屋の木材に、黒を取り入れることで洗練されたおしゃれな外観になります。
モノトーンを使った落ち着いた外観の平屋は、上質でスタイリッシュに見えます。
古民家風の住宅を実現するには、自然素材をふんだんに使った内装が良いでしょう。
自然素材とは、無垢などの木材、珪藻土など自然のままの材料であり、人工的につくられたものではないのが特徴です。
無垢材のフローリング、壁の珪藻土は、おしゃれな雰囲気はもちろん、手触りもよく心地よい生活を手に入れられます。
自然素材なので、シックハウス症候群などのトラブルも起こしにくくなるのが魅力です。
古民家風の平屋にするのであれば、開放感のある間取りがおすすめです。
仕切りを極力減らした広いリビング、天井の高い吹き抜けを設置するなど、広々とした空間は心地よい空間になります。
内装を和モダンなテイストにするには、洋風住宅のような開放感のある間取りを取り入れながらも、和風の内装やインテリアを取り入れるのが良いでしょう。
古民家風の家と一言でいっても、木材の重厚感や雰囲気などを新築材料で再現するのは難しいものがあります。
そこで、おすすめなのが古民家と同様の素材を利用することです。
古民家の質感をダイレクトに味わえるのが、梁や柱をむき出しにするデザインです。
木の重厚感をあえて見せることで、古民家の雰囲気をつくりあげることができます。
日本家屋の内装で代表的な障子も古民家らしさをつくるポイントです。
障子は直射日光や風をさえぎるという役割があるのでカーテンの代わりに使えます。
障子によるやわらかな自然光は心地よく、リラックスできるスペースになるはずです。
古民家には欠かせない木材の雰囲気を出すには、古材をバランスよく取り入れるのもポイントです。
古材でしか再現できない、経年劣化の味わいを楽しむことができます。
フローリングや造作家具、柱など見える場所に古材を設置することで、古民家の雰囲気を演出できます。
古民家風住宅は、ポイントを抑えればおしゃれで理想の住まいを実現できることがわかりました。
古民家を再現するには注意点もあり、抑えておくことで早めに工務店に相談し、対策ができます。
古民家の風合いを再現するのには、天然木や古材などの素材を適材適所にうまく使えるかを確認しておく必要があります。
古材は、新築住宅用の木材とは異なるので、工事の際にうまく扱える職人の技術が必要となります。
古材はサイズが統一されていないため、適したサイズに加工して、住宅に取り付けなければなりません。
そのため古材を取り扱える技術をもつ職人のいる、施工会社に依頼するのが良いでしょう。
古民家風平屋のデザインは、決まったスタイルというものがありません。
頭の中でイメージはできていても、細かい部分まで自分の希望を実現するのは難しいです。
木材や塗料、間取りや配置、こだわりをもったデザインや仕様を一から計画する必要があります。
施工を依頼する工務店が、自由な設計を得意とし「理想の古民家風デザインを取り入れてくれるのか」「細かい部分の希望に耳を傾け提案してくれるのか」を確認しましょう。
本物の木を使ったこだわりの家を建てたいというオーナー様の思いを実現された、趣のある平屋住宅の施工事例です。
・実家にあった建具や庭石、庭木、古木などを再利用し、ご両親の大切にされた実家の息吹を感じたい
・お隣に暮らすご親族とともに、庭をつなげてバーベキューやおしゃべりを楽しみたい
・家の中の温度差がなく、体にも心にもやさしい家にしたい
というご希望のもと家づくりのプランニングをしました。
オーナー様のご実家の調査では先祖代々大切にされてきた立派な庭石、敷石、庭木がたくさんあり、屋根裏には立派な無垢材が構造体に使われていました。
夏障子といわれる葦戸、欄間、建具など・・・
古民家の要素である書院や床の間がある和室はまるで旅館のようです。
ご実家の葦戸や欄間、建具も大切に活用し、現代のライフスタイルに合わせ美しく保てる仕上がりになりました。
ヒノキやケヤキの無垢材、珪藻土など自然素材をたっぷりと使っているので、玄関を開けた瞬間に心地よい香りが広がります。
寄棟屋根の形状を活かした開放的な大空間は、明るく開放的で、森の中にいる爽快感があります。
日本家屋には、時代が変わっても色あせることのない美しさがあり、こちらの新築住宅はまさにそれを体現しています。
古民家風住宅は懐かしく落ち着いた雰囲気と現代住宅の性能を兼ね備え、理想の住まいです。
建築には設計力と素材の扱いに熟知した職人技、実績豊富な施工会社が不可欠。古材を大切にする工務店を見つけるには、インターネットで情報を集め、気になる工務店が見つかったら資料請求やイベント参加で多くの情報を得ることが重要です。
工事の流れやアフターサービスについて気軽に相談できる、地域密着の信頼できる施工会社を見つけ、理想の古民家風住宅を実現しましょう。
この記事を参考に、ぜひ古民家風の新築の平屋をご検討いただけるとうれしいです。
上質な家をあなたのために~こだわりの木の家を~
愛知県豊明市にある「株式会社コスモ」は、愛知県奥三河で育った木材を厳選し、他では見ることのできないこだわりの木の家を建てています。
木の家の良さは実際に触って歩いて、木肌に触れること。
コスモでは、お客様のご希望に丁寧に耳を傾け設計し、素材を知り使い方を熟知した職人が丁寧に施工、アフターケアまで力を入れております。
自然素材をたっぷり使った住まいで、ご家族がいつまでも長く健康で心地よく暮らせる家づくりをします。
日本の伝統的な建築工法を継承しているコスモでは、お客様の思い出を形に「古民家再生」プランもご提案しております。
住まいにまつわる困りごとがありましたら、お気軽にご連絡ください。
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