大脇の梯子獅子が行われました

10月15日、愛知県の指定無形文化財にも指定されている豊明市の伝統行事

「大脇の梯子獅子」が開催されました。

今年は、弊社の専務も保存会に加入し、獅子を舞いました。

３年ぶりに完全復活した今年のお祭り。

９月に入ってから、毎晩のように練習を重ね当日を迎えました。

当日は、子供会の笛と太鼓の発表からはじまり、

舞台での演技、梯子を上っての演技を繰り返し、合計20ものプログラムがありました。

夜になるとライトアップされとてもきれいですし、人も増えとてもにぎわっていました。

会場では、獅子の真似をして踊る子供たち、
お父さんに声援を送る子供たち、
獅子の舞を真剣に見つめる子供たちの姿が印象的で
この子たちが将来のお祭りを支えていくのかなぁと、感慨深く見つめていました。

地域の伝統行事を受け継いでいくことはとても大変なことです。

後継者不足、世代間のギャップ、仕事との両立・・・。

昔は当たり前のように行われていたことも、思うようには進まなくなっています。

大脇の梯子獅子でも、コロナの影響もあって中学生の演技者が不足し頭を抱えていた現状もあったようです。

習い事で忙しい毎日を送る子供たちですが、地域の活動、様々な価値観を持つ大人との交流も成長の上でとても大切なことなのではないかと思いました。

また、役員などの負担から、子供会に参加しない家庭も増えてきていますが、
地域の発展、安全確保のためにも、ご協力いただけると幸いです。

核家族が増えてきている今こそ、地域子育て、多世代子育ても必要なのではないかと思います。

また来年も、無事にお祭りが開催されることを祈っています。