2015/11/15
皆さんこんばんわ
暦の上では、11月8日が早くも立冬ですが、此の頃の気候は日中は
かなり暖かい日が続いていますね
体調管理には、皆様方におかれてもくれぐれもお気をつけ下さい。
最近マスコミに大きく取り上げられていますマンションの建物沈下。
住宅に置きましても、不同沈下により、かなりの方がお困りと聞いております。
弊社におきましても、築28年の住宅の床が下がっているのでは、と調査の依頼がありました。
現地調査を行ったところ、建物南西側と北西側の約10mの距離にて51ミリの沈下が確認されました。
瑕疵の範囲においては、1000分の6を超えてはいないですが、歩いてみますとかなり下がっているのが
体感できる状況でした。
まず、スウェーデン式サウンディング試験にて、何箇所かの地盤調査を行い支持地盤と地盤の許容応力度を調べ
施工方法の検討を行いました。
支持地盤GL-2.5mの上に沈下防止薬剤を注入後、布基礎ベース下部を掘削してジャッキにて反力確保の上
アンダーピーニング設置の工法で施工いたしました。
床をめくった状態 手前から左奥に沈下している
防湿コンクリート剝がして沈下防止薬剤注入状況
基礎のベース下を掘り下げてジャッキを架けた状況(10箇所)
アンダーピーニング(伸縮して保持する金物)を設置しジャッキにて調整状況
今回の不同沈下修正工事は、プラスマイナス2ミリの範囲まで調整できました。
住宅の不同沈下につきましては、2000年4月施行の住宅の品質の確保の促進等に関する法律(品確法)により
又、瑕疵担保履行法 (2009年10月1日以降の引渡し物件に適用)により、これ以降の戸建住宅においても
地盤調査が必須となってますので通常の施工がなされていれば、沈下の可能性は低いと思われます。
今後も、このような状況にてお悩みの方がお見えになりましたら、弊社に何なりと御相談下さいませ
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株式会社コスモ
愛知県豊明市栄町内山67番地42 水曜定休
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