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2015/02/12

築61年の住まいのリフォーム~その2~

みなさま、こんにちは(*´ω`*)

本日、1月30日は天気予報通りの雨天です(T-T)

昨日洗濯をして、干したままで仕事に来てしまったので、洗濯物が心配ですΣ(ノд<)

さてさて、こんな天気にも負けず全面リフォーム方は順調に進んでいます。

昨日の29日からは基礎工事が始まり、雨と寒さに負けずがんばっていました(*^^*)

基礎工事の様子はまた後日、更新させていただくことと・・・。

今回は、先日お伝えしたとおり、屋根工事についてご紹介します。

最初は、こんな感じでした・・・

これは瓦に下に泥を敷いて瓦を固定する昔の方法です。ここからも、築61年という歳月を感じられますね(*´ω`*)

この瓦と泥を取り除くとと・・・

大分傷んでいました(T-T)

この薄い板は、「野地板」といって現在は瓦や最近の太陽光発電のソーラーパネルを固定するための釘やネジを止める下地材になります。

この板が劣化してしまったり、ほんの少しの隙間から入ってしまった雨水で腐り落ちてしまっていたら、

天井の上に泥や瓦が落ちてきた・・・

なんてことになってしまっていたかもしれませんね(´;ω;`)

そしてこの野地板をはがすと・・・

「たる木」と呼ばれる屋根の一番最初の下地材が現れた様子です。

屋根の一番高い場所にある「むな木」という箇所から、

一番低い場所の「桁」にかけて取り付けられ、これまではこの上に野地板→泥→瓦 という順番で施工されていました。

今回はこのたる木も傷んでいたので、これも取っちゃいます♪(/ω\*)

こんな感じになってしまいました(°▽°)

ここも土壁や梁に丸太を使用しているあたり年月を感じますが、

この丸太や柱が頑丈に作られていたことで61年の歳月を耐え抜くことができたのです。

私は大工として、こういった技術や知恵を継承していかなければならないのだと感じています。

実際は、ベテラン大工さん方に言われたのですが内緒にしておきます(*´ω`*)わら

さて、ここまで丸裸にしたので、

いよいよ大工さんの出番です。

外してきたのと反対の順番でつくっていきます。

まずは、「たる木」ですね(*^^*)

あっという間に・・・

たる木、完成です♪(/ω\*)

実際はかなり時間がたっていますが・・・

たる木が終わったのに、向こうで大工さん方がなにやら会議中ですね(*´ω`*)

実は、長い年月で丸太や梁などが曲がったりひねったりしてしまって、そのままではたる木も上がったり下がったり、うねうねしてしまうのです(T-T)

ここは、たる木の下に板を挟んだり、梁や桁などを削ったりして調節しました(*^^*)

次は、解体では紹介しませんでしたが、めんど板と呼ばれる部材を取り付けます。

「めんど板」とは、たる木とたる木の間に取り付け、間にできてしまった隙間から、風や雨、鳥や虫が天井裏に侵入するのを防ぎます。

よく見てください)^o^( ちゃんと「施工したぞっ」と言うことで、大工さんが「OK」と書いてあります♪(/ω\*)うそです

今日はここまで!

次回の更新では気になるこの続きをお知らせします。。

一体この後どうなっていくのか、お楽しみに(σ≧▽≦)σ

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