2015/10/15
みなさまこんにちは
本日は暑かったですが天気の変化が大きく体調を崩しやすい日が続いていますので体調管理には気を付けるようにしてくださいね。
私のように夏のパジャマで何も掛けずに寝ていると、風邪をひいてしまいます
さて先日、新しい三角スケールを購入しました。
みなさまは三角スケールを目にするタイミングというのはあまりないかもしれませんが、図面を見る人にとっては建築土木に限らず三角スケールを扱うタイミングが出てくると思います。
実物の家を1/100で表した平面図、各お部屋の高さ関係を1/50で表した展開図、家具図や機械部品の詳細図など、様々なスケール(=縮尺)で描かれた図面を読み取る道具です。
「ものさし」と「定規」の違いで、スケールは「ものさし」です。線をまっすぐ引く「定規」とは違い、長さを測ったり示したりするために使います。
横着をして三角スケールで線を引いたりすると目盛が削れて消えていったりしてしまうのです。
一番右が10年近く使っている二級建築士の試験勉強で購入した三角スケールです。
線を引いたりはしていないので、それほど消耗はしていませんが樹脂と金属がはがれてしまって浮いてきていました。(何度か糊付けして、そこが汚れています。。。)
そこで今回購入したのはアルミにレーザー加工をしているワークス松下さんの三角スケール(白)と縮小コピー用三角スケール(ブロンズ)です。
後者はA2からA3へ縮小コピー(70.7%)した図面を読み取るためのものです。
A2を印刷する機械、A2を紙折りする手間と取扱いにくさからかA2図面を見ることはなくなりつつあるように思われます。
たまに出てきたA2図面を縮小コピーしておいて、長さ確認するときにはこの縮小コピー用三角スケールが重宝するのです。
こだわりの家づくりをお手伝いしていると、仕事と共に道具にもこだわってみたくなります
さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題の耐震博覧会について。
「 ナイス 住まいの耐震博覧会2015 」 にて愛知県のブースに建てる 「 あいち木づかいの家 」 に携わりましたことは先日のブログにもお伝えいたしました。
あいち里山の木の会 として事務局も務めますコスモとしては大変力の入ったものとなりました。
他県の大きなブースと比べてもこんなにしっかりとした太い柱や梁を使いしかも伝統的な木組みの構法を行うことができたのは愛知県だけだったのではないでしょうか?
おかげさまで愛知県ブースは「木材ブースナイスディスプレー賞」のなんと金賞
内容のプレゼンから組み上げまで「あいち里山の木の会」で取り組んだ結果として本当にうれしかったです。
しかし
その裏側にはたくさんの大工さんや職人さんたちの汗と涙?があったのです
この巨大な構造の柱や梁を、すべて職人さんたちの力だけで組み上げそして外していくのです。
まだ細かいうちは手を出しませんでしたが、太い柱たちを下すときには、設計士、社長、関連業者関係なく皆で力を合わせて、次にも使えるように丁寧にそして素早く解体が進みます。
手を動かしていたため途中の写真はありません。ごめんなさい
夕焼けですがまだまだ作業途中です
閉場と共に作業を始め3時間以上かけて片づけを終え、その後さらに倉庫へと材料をしまいに行ったのでした。
金賞もいただき無事終了した「あいち木づかいの家」ですが、、、今度は!
2015年10月1日(木)~3日(土)
より専門性の高い建築に携わる人々による、建築、設備、環境、防災、安全、健康、資源など様々な面からの展示やセミナーなどが開催されており、企業だけでなく関係諸官庁、諸団体の支援、協力のもと建築の未来を考える総合展となります。
この専門家のための大イベントでまた「あいち木づかいの家」を展示させていただきます。
「日本の木材 地域の力」と題して各公共・福祉施設などの木造化や地域材の利用促進、木造設計などの情報発信と「あいち里山の木の会」の活動ともがっちりリンクした内容となります。
愛知県として愛知県の木を使っていくことは課題であり望みでもあることと思いますのでますます力が入りますね。
。。。
固い話となってしまいましたが、「地元愛知の木を使って住み心地の良い家に住んでいただこう」という根っこのところはこれからもぶれませんのでご安心ください
お問い合わせはこちらから
株式会社コスモ
愛知県豊明市栄町内山67番地42 水曜定休
0120-33-4846