2024/04/30
家の中でもっとも生活感が出やすい場所といえばどこでしょうか?それは「キッチン」ですよね。
キッチンがおしゃれで機能的であれば、毎日キッチンに立つことが楽しみになりそうです。
今回の記事では、これから始める住まいづくりや住宅のリフォームで検討する方が多い「オーダーメイドキッチン」について解説します。
この記事のポイント
目次
オーダーメイドキッチンと聞くと「オーダーして作ってもらうキッチン」と考える人は多いのではないでしょうか。
でも、家を建てる際やリフォームを検討していく中で「あれ?どんなキッチンもオーダーして作ってもらうことに変わりないのでは?」と気がついてしまうかもしれません。
そこでまずは、混同しやすい「オーダーメイドキッチン」「造作キッチン」「セミオーダーキッチン」の違いについて確認しておきましょう。
まず「オーダーメイドキッチン」は一般的に、キッチン専門メーカーがお客さんの希望に沿って作るキッチンを指します。
キッチン専門メーカーが作成することで、たくさんの機能を複数のグレードから選んだり、自分の好みのデザインやレイアウトが実現するのが大きな魅力。
キッチン専門の職人がこしらえるため、水に強く、キッチンスペースにきっちりと収まる高性能キッチンを求める方におすすめです。
同じオーダーメイドのキッチンでも、家を建てる工務店や大工によってつくられるキッチンは「造作キッチン」と呼ばれます。
キッチンのカタログで見て気に入っても、実際に建てた家に入れてみるとイメージと違った、ということも少なくないと聞きますが、その点造作キッチンはその家に合った範囲で理想のキッチンを造ります。
キッチンの大枠のイメージや、ここだけは譲れないというこだわりポイントが絞られていて、かつ家に合ったキッチンを求める人におすすめです。
オーダーメイドキッチンと似たものに「セミオーダーキッチン」があります。
セミオーダーキッチンとは、あらかじめ用意されているパターンの中から好みのデザインや機能を選択して作り上げるキッチンです。
スケールや機能、色やイメージが自分の好みに最も近いパターンを選び、個人や家に合わせて微調整。
選べるパターンが決まっているため、いちから作り上げる必要がなく、迷いすぎて決められない、ということも少なくなります。
初めてキッチンをオーダーする家庭や、コストを抑えたい方におすすめです。
オーダーメイドキッチンや造作キッチンなど、どれを選んでも必要になるのが「キッチンの配置」ですよね。
これから建てる家のどこにキッチンを配置するのか?または、リフォームの機会にキッチンの配置を見直したい!という方のために、基本的なキッチン配置の種類をご紹介します。
壁付キッチンとは、名前の通り「壁に付けたキッチン」です。
壁に向かって調理をする壁付けキッチンは、もっともオーソドックスなキッチン配置と言っても良いでしょう。
他にも、水や火が人やペットに向きにくく安全というメリットがあります。同時に、出来上がった料理を運びにくいことがある、というデメリットもあります。
カウンターキッチンを兼ねる「対面キッチン」は人気インテリアのひとつです。家族の様子を見ながら調理や洗い物ができるため、コミュニケーションが取りやすい点も魅力です。
対面キッチンにカウンターを併設すれば、簡単な食事を取るスペースにもなりますし、リビング学習をする場所としても使えて便利。
ただし、手元を隠す囲いが無いと洗い物が丸見えになったり、水はねがダイニングに及んでしまうので注意が必要です。
「アイランドキッチン」とは、アイランド(島)のように配置されたキッチンです。
四方を囲まれず、空間の中にポツンとキッチンを配置します。
テレビドラマや映画で見て、アイランドキッチンに憧れる人は多いですよね。
料理が大好きで、毎日の調理を楽しみたい!という方にはおすすめですよ。
オーダーメイドキッチン、造作キッチン、ともに大変魅力的。
こだわりのキッチンを追求するために、じっくり検討したいところです。
そこで、オーダーメイドキッチンを注文する際の注意点を3つ、ご紹介します。
家の中でも重要なパーツであるキッチンですが、オーダーメイドキッチンは完成するまで現物を見られないことが少なくありません。
カタログなどを使って「こういう感じ」「このシンクをこれくらいにして…」などとイメージを膨らませることはできますが、オーダーメイドキッチンはこの世にひとつ。
完成して初めて、現物を見て触ることができます。
オーダーメイドキッチンは完成してしまうと、それからの変更はほぼ不可能。
事前の打ち合わせは丁寧に行っておきましょう。
オーダー物はどれも同じですが、完成まで時間がかかります。
オーダーメイドキッチンの場合、納期の目安は30日以上、長いと2ヶ月ほどかかることも多いようです。
新築の家での生活を始めてもキッチンがない、では困りますよね。
遅い納期を想定して、引越しや生活開始の時期を決めておいた方が良いでしょう。
オーダーメイドキッチンや造作キッチンを注文する際、食洗器やオーブンレンジなど各設備のグレードを選ぶことがあります。
「せっかくのオーダーキッチンなのだから」と考えるとハイグレードな設備を選びたくなりますよね。
設備のグレードやランクは「頻繁に使う設備か」「高機能が必要な設備か」という点をよく検討しましょう。
たとえば、食洗器など日々使うものは少しでも性能の良いものが良いですよね。
でも、これまで年に数回しか使っていない設備などは、ハイグレードでなくても良いかもしれません。
キッチンは毎日使う場所です。
ほんの少しの使いにくさも、それが毎日となれば大きなストレスになりかねません。
そこで、一般的に「使い勝手が良い」と言われているキッチンのポイントを3つご紹介します。
これから始まる家づくりや、リフォームの参考にしてください。
キッチンには、鍋やフライパンなど大きな物から、調味料の小瓶のような小さな物までたくさんの物があります。
どれも「入れやすいが出しにくい」「出しやすいがどこに入っているかわからなくなる」では困るものばかりですよね。
大きな収納は確かに便利ですが、小さな収納も大切。
棚も深いものと浅いもの、幅広の収納など、バリエーションを増やしておくと便利です。
キッチンのレイアウトや設備選びに夢中になっていると、つい忘れがちなのが「動線」です。
日々の家事動線は良いに越したことはありませんよね。
特に、洗濯機を置く場所、洗面台や浴室、トイレなど水回りとの動線の良さにはこだわりたいところ。
また、キッチンを使う人数も考慮しておきましょう。
子どもが大きくなって一緒にキッチンに立つ可能性がある、パートナーと一緒に調理をすることがある、という場合はキッチン内や出入口で人とすれ違えるようなレイアウトが必要です。
キッチンの換気、と言えば換気扇ですよね。今は高性能の換気扇も多くなり、自宅でも店舗並みの換気が行えることも。
しかし、やはりあると便利なのが「窓」です。
完全には開かないレバー開閉式の窓でも良いですし、小さなものでもOK。
煙だけでなく、調理の匂いがこもってしまいそうなとき、併せて窓を使えば換気扇の助けにもなります。
また、換気扇で照明が遮られそうなキッチンも、窓があれば外からの光を取り込めてより便利です。
今回の記事では「オーダーメイドキッチン」について解説しました。
フルオーダーキッチンだけでなく、選べるセミキッチンや、工務店が手掛ける造作キッチンなど、選択の幅を広げていただけたのであればうれしいです。
キッチンは毎日の生活で使わない日はない、というくらい重要なパーツ。
後悔がなく、毎日キッチンに立つのが楽しみになるような、理想のキッチンを追求してみてください。
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