2024/02/29
新築住宅をモダンな内装にしたいと思う人は多いのではないでしょうか。
おしゃれでシンプルなモダンテイストは、バリエーション豊富で多くの人の好みにマッチします。
この記事では、モダンな家の内装の特徴や建材選びのポイント、施工実例もご紹介。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
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モダンとは、もともと「現代的」や「近代的」という意味をもちます。
モダンな内装の注文住宅は、言葉だけでは「どんな印象になるのか」なかなかイメージできない方も多いでしょう。
この記事では、モダンな内装の基本的な特徴やポイントを解説していきます。
まずは、モダンな内装の家はどのような家なのか見ていきましょう。
モダンな内装は、シンプルなデザインを基本としているのでバリエーションが豊富です。
無駄な装飾がないため家具や照明器具、扉などの建具にも合いやすく、幅広い人の好みにマッチします。
モダンなデザインは、配色がシンプルで装飾も抑えめ。
流行に左右されることがないのが良い点です。アクセントはほとんど使わず、スッキリとした部屋に仕上がり長く愛されるデザインになります。
モダンな内装は、豪華な装飾や家具、照明を使いません。
シルエットもシンプルにするため、建材を多用することや複雑な工事をする必要がないのが特徴です。
そのため、建築費用を安く抑えることができ、おしゃれで洗練された住宅に仕上がります。
現代的なデザインであるモダンテイストには、いくつかの種類があります。
モダンな内装は、好みのテイストを決めて、インテリア、家具、外観と家全体をトータルにデザインしましょう。
<モダンテイストの種類>
・ナチュラルモダン
・シンプルモダン
・和モダン
・ヴィンテージモダン
・北欧モダン
ここからはモダンデザインの種類について解説していきます。
ナチュラルモダンは、スタイリッシュな「モダン」に自然素材を取り入れた「ナチュラル」テイストが組み合わされています。
全体的にぬくもりのある雰囲気の住宅に仕上がります。
木材、漆喰、珪藻土などの自然素材を使われることが多く、カラーは、白を基調にしています。
ナチュラルモダンは、子育て中の家庭や高齢者の方など幅広い世代に受け入れられやすいデザインです。
余分な装飾をできるだけなくし、シンプルなテイストに仕上がるのが「シンプルモダン」になります。
使用するカラーは、白や黒、グレーなどモノトーンが中心。
金属、ガラス、コンクリートなどの無機質な素材を使うと、部屋全体がクールな仕上がりに。
シンプルモダンは、スタイリッシュでかっこいい生活スタイルを実現できるのが大きなメリットです。
和の要素に、モダンテイストをミックスさせたのが「和モダン」です。
畳を敷いて和室をつくったり、木質のドアや梁をつくったりと、和の雰囲気を持たせながらもシンプルなモダンテイストを取り入れたデザインにします。
カラーは、白、ベージュが基本ですが、黒やグレーなどのモノトーンカラーを選ぶ家も増えてきました。
美しい格子など、伝統的な日本の家屋の要素を組み込んだ「和モダンテイスト」は落ち着いた雰囲気でリラックス空間になります。
ヴィンテージモダンテイストは、レトロな雰囲気漂う重厚感のあるデザインです。
古材や古いアイアン、革製品などの使い込まれた素材をベースにしています。
照明はあたたかな暖色系が合います。クールでかっこいい雰囲気にしたい人におすすめです。
北欧モダンは、シンプルなモダンデザインと、温かみのある木材やカラーをコーディネートさせたデザインです。
直線的なデザインとやさしい曲線がミックスされることが多いのが特徴。
カラーは白やグレー、北欧ブルーなどの控えめな色を組み合わせるのが基本です。
新築住宅をおしゃれでモダンな内装にするには、どのようなポイントがあるのでしょうか。
基本的なコツを抑えれば、理想のモダンデザインを実現できます。
おしゃれでモダンな内装にする5つのポイントをご紹介します。
現代的なモダンスタイルの基本は、直線的なラインを活かしたデザインです。
洗練されたかっこいい印象に見せるには、家具、収納棚、柱、テーブルや椅子など室内にあるものは、丸みを帯びたものではなく、直線的なラインにしましょう。
モダンでスタイリッシュな内装に仕上げるには、生活感を見せないこともポイントです。
造りつけの収納棚やクローゼットなどの収納を充実させることで、生活感を見せない工夫ができます。
住宅をプランニングする際に、収納する物のリストをつくり、何をどこに片付けるのか考えておくとよいでしょう。
モダンな家は、落ち着いた配色を基調とし、カラーは3色以内に統一することがポイントです。
壁紙や天井など面積が広く見える部分には、白、黒、グレーなどのベースカラーにします。
面積がそれほど大きくない部分には、ベースカラーと相性の良い落ち着いた色を組み合わせましょう。
雑貨や照明などの小さな部分には、アクセントカラーをいれるとのっぺりしたイメージになりません。
モダンな家づくりは、素材を統一するのが基本です。
テイストを決め、それに合ったカラーや素材を選びましょう。
壁クロス、天井、フローリングなどすべて素材を同じにするよりも、アクセントに木目を取り入れるなど、遊び心を加えるとより洗練されます。
タイルを使うのもおすすめ。高級感を演出できます。
モダンな内装に仕上げるには、照明もポイントです。
間接照明やダウンライトを取り入れるとおしゃれな空間に仕上がります。
最近、調光ができる照明も出てきました。使う用途によって明るさを変えられるので便利です。
モダンな雰囲気を演出するには暖色系のやわらかい光に、作業をするスペースには明るい白い光と照明の使い分けを考えると良いでしょう。
モダンな内装は、おしゃれなだけではなく快適性も重要です。
ここからは、モダンな住宅でさらに心地よく過ごす方法をご紹介していきます。
中庭とは、建物の中心に配置される庭のことです。
一般的な庭とは違い、壁や部屋に囲まれた空間をつくるのでプライバシーも確保できます。
中庭は周囲の部屋に自然光や風を取り込み、視覚的にも良い空間ができるという魅力があります。
中庭により明るい光が差し込むモダンな住宅で心地よく過ごせるはずです。
自然素材とは、無垢材のフローリングや漆喰、珪藻土の塗り壁などのことです。
新築住宅に自然素材を使うと、シックハウス症候群やアレルギー症状を抑えるなど健康面に配慮できるのがポイント。
無垢材、漆喰や珪藻土には調湿効果があり、住宅の機能が高くなるというのも良い点です。
最新の設備に頼らず、自然素材の手触りや心地よさで気分もリフレッシュできます。
廻り縁や巾木は、壁、天井、床のつなぎ目に使うものです。
モダンスタイルには、廻り縁や巾木を目立たせなくすると、スタイリッシュな空間になります。
最近では、天井と壁の間につける廻り縁はつけない住宅も多くなりました。
巾木は、壁と合わせることで、存在感がなくすっきりとした部屋になります。
窓の形状や設置する位置にこだわることで、明るくおしゃれな住宅に仕上がります。
窓は、コンパクトサイズからワイドなサイズまでさまざまな形があるので、採光や風通しを考えながら配置してみましょう。
窓の形状はさまざまな形や大きさがあります。おしゃれに配置することで、外観もモダンな雰囲気を演出できます。
最近注目されているのが室内に土間空間をつくる間取りです。
昔の日本家屋にはよくあるつくりで、コンクリートやタイルになっているので汚れが気にならないことや、夏が涼しいなどのメリットがあります。
土間空間は、子供のプレイルームや趣味、自転車やバイクの置き場所など多くの使い方ができ、利便性が高いのが特徴です。
モダンな住まいにも馴染む土間ですが、室内にあると段差ができたり、靴を脱ぐ必要があったりと家事動線がスムーズにならないというデメリットもあります。
吹き抜けがあるとモダンな住宅がさらにおしゃれで開放的に見えます。
高い場所に窓を設置するので、自然光を取り込め明るい空間に。
風通しも良くなるので、いつも心地よく感じられるはずです。吹き抜けには、勾配の天井と片流れ屋根を組み合わせるのがおすすめ。
外観もおしゃれな形になります。
小上がりは、フロアの一角に一段高くした空間をつくったスペースのことです。
畳を敷いて、くつろぎスペースや来客用の部屋に使うなど多くの使い方があります。
リビングと違ったゆったりとリラックスできる空間になるはずです。
段差のみでスペースを区切れる小上がりは、立体感が生まれモダンなデザインにもぴったりです。
小上がりの段差の部分は、引き出しをつくり収納にできます。
急な来客があった時でも、さっと片付けできるので、便利です。
モダンな内装合わせて、外観にもこだわるとよりおしゃれな住宅になります。
外観と内装のイメージを統一することが大切です。
モダンな内装につながりをもたせる、外観にはどのような工夫ができるのでしょうか。
外壁や外構など外観の印象を大きく決める部分は、内装に合わせてテイストを統一させましょう。
はじめに目に入る外観と、玄関から家の中に入った時の内装の雰囲気がまとまると、家全体がバランスの良いまとまったデザインになります。
外壁は家の外観の大部分を占め、家の印象を決定づけます。
おしゃれでモダンな外観にするのであれば、外壁の色や素材にこだわりましょう。
外観と内装のテイストは合わせることを意識してください。
外観はシミュレーションすることで、後悔のないデザインをつくれます。
不明な点は、設計の前に施工会社にしっかり相談しましょう。
現代的なモダンスタイルの外観は、シャープでシンプルなフォルムにするとよいでしょう。
最近は、シンプルな箱型が人気。屋根は、シャープな片流れ屋根や陸屋根がおすすめです。
直線的な部分を多く取り入れることで、シンプルでクールな外観に仕上がります。
愛知県安城市にある木のぬくもりを感じられるナチュラルモダンなお宅の施工実例です。
リビング、キッチン、ダイニング、寝室、水まわり、子供室といった4つのエリアをプライベートな中庭で囲み、四方に隣接する敷地外からの視線をカットした間取りになっています。
窓からの色味を抑えた、ナチュラルモダンなスタイルの中に、和風のモチーフや木材のぬくもりをさりげなく取り入れたおしゃれな住宅に仕上がりました。
光と風と開放感あふれる空間づくりで、快適な暮らしを実現されています。
【愛知県安城市】木のぬくもりナチュラルモダンな家|詳しい施工事例はこちら>>
モダンな内装の家について、テイストの種類やおしゃれに仕上げるポイントをご紹介しました。
幅広い好みに合うモダンテイストの住宅は、工夫次第で快適で心地よい暮らしが可能です。
モダンスタイルに仕上げるには、モデルハウスなどを見て、全体的なイメージをつくることが重要です。
インターネット検索で、工務店やハウスメーカーの施工事例を参考にするのも良いでしょう。
無料カタログなどを請求して活用するのもおすすめです。
この記事を参考に、モダンなマイホームを検討いただけたら幸いです。
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