2024/01/30
平屋を建てるなら、内装もおしゃれにこだわりたいと思う人は多いのではないでしょうか。
間取りやデザイン、外観とのバランスなどのポイントを抑えると理想の家づくりができるはずです。
今回は、おしゃれでモダンな平屋を建てるポイントや、和モダンテイストの平屋の施工実例などアイデアをたくさんご紹介します。
目次
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最近人気の平屋は1階部分のみに居住空間を設けるおしゃれな住宅です。
平屋はおしゃれなだけではなく、バリアフリー性があったり、生活動線がスムーズだったりと間取りにもメリットがたくさんあります。
間取りの自由度がありライフスタイルに合わせたこだわりの家づくりが叶うのが平屋の魅力です。
ワンフロアに居住空間をつくる平屋は、比較的コンパクトなイメージが強いですが、実際には間取りの自由度が高く多くのメリットがあります。
ここからは、ライフスタイルに合わせやすい平屋の間取りのメリットについて解説します。
平屋は1階のみの住宅なので基本的に階段がありません。
階段がないため小さなお子様のいるご家庭では、お子様の落下を防げる安心感があります。
居住空間は、バリアフリー性のある空間づくりが可能です。
階段の上り下りで苦労せず、部屋の移動でも転倒の心配がないので高齢者への配慮もできます。
平屋を建てると、家族が同じフロアで常に過ごすことになります。
間取りの中で、部屋をわけたとしても家族全員で顔を合わせる機会があります。
程よい距離感を確保できる上、家族とコミュニケーションが取れるのも平屋のメリットです。
ワンフロアに、キッチン、リビング、ダイニング、寝室などの生活スペースがそろう平屋は、生活動線も効率的になります。
洗濯物は、階段を使って2階に行かずに1階で干すことができるので楽です。
平屋は、コンパクトな空間なのでスムーズな部屋の移動も可能です。
時間がない方や、子育てで忙しい方にも平屋は便利に暮らせる家になります。
平屋は、2階建てに比べ天井の高さの自由度が上がります。
室内に高天井を取り入れると、高い位置に窓を設けられるというのもあり、明るく開放的な空間をつくれます。
高天井建築は、建物の外観のバランスもよくなるのも良い点です。
平屋は、コンパクトな間取りで生活しやすいのもメリットです。
夫婦2人世帯など部屋数をあまり必要としない家族構成の場合は、シンプルな空間で無駄のない暮らしができます。
ミニマリストな生活を大切にしたい人にも平屋はおすすめです。
平屋は多くのメリットがある一方で、デメリットもあります。
ここからは、平屋の間取りのデメリットを解説していきます。
土地の環境によって注意点があるので、チェックしてみてください。
デメリットは、設計段階から早めに施工会社に相談すればよりよい対策ができます。
平屋は、2階の戸建てと同じ床面積を確保しなければならないので、土地は2倍必要です。
居住空間以外にも、ガレージや庭、ウッドデッキのテラスや土間を設けるとなるとさらに広々としたスペースが必要となります。
土地には、敷地面積に対する建築面積の割合である建ぺい率が決められているので、敷地のすべてを家に当てられるわけではないです。
土地の広さを考慮し、建ぺい率を確認した上で間取りを考えましょう。
平屋は、延べ床面積を広めにとることが多く、その分基礎工事の費用も加算されるので建築費用が高くなるのがデメリットです。
屋根の面積も大きくなるため、さらに坪の単価が上がります。
新築住宅を建築する際は、あらかじめ価格が高くなることを考えて、予算の範囲に収まるように計画を立てましょう。
平屋は1階建ての低めの建物となるので、周囲の環境によっては自然光が入りにくく、風通しが悪くなる可能性があります。
採光が取れないと明るい空間を確保できず、風が入らないと湿気がたまりカビやダニが繁殖しやすくなります。
快適な生活をするためにも、採光と風通しの対策をする必要があります。
対策としては、吹き抜けを設置して高い位置に窓を取り付けたり、中庭を設けて窓の数を増やしたりとさまざまな工夫ができます。
平屋にはたくさんのメリットがありますが、デメリットもありあらかじめ対策しておくことで、快適な暮らしができることがわかりました。
平屋の特徴を抑えることで、機能性も兼ね備えた内装にすることができます。
ここからは、おしゃれな平屋の内装に仕上げるコツをご紹介していきます。
平屋をおしゃれに仕上げるには、壁クロスやフローリングなどの内装の色をシンプルにするとよいでしょう。
基本的に使用する色は、3色以内に抑えます。
ベースカラーは広い面積に使うと良いです。
アクセントカラーは、雑貨などの小さな部分に使用するのがおすすめです。
部屋全体の色の配色を意識した内装にしましょう。
照明にこだわった平屋の内装はおしゃれになります。
照明器具のデザインは、テイストを決めてバランスよく配置しましょう。
照明器具の明るさや電球色の色も部屋ごとに統一すると、雰囲気の良い内装になります。
メインの照明の他に、壁、床に間接照明のスポットライトや天井にダウンライトを組み合わせると、デザイン性がアップした空間づくりができます。
平屋は外観と内装デザインのテイストを統一させることも大切です。
訪問する人がはじめに目に入る外観と、玄関から中に入った時に見る内装の雰囲気がマッチするようにしましょう。
平屋は、窓の形や配置にこだわることで機能的でおしゃれになります。
窓の形には、縦長、横長、スクエアがあります。
窓の種類は、引き違い窓、すべり出し窓、上げ下げ窓、FX窓などシンプルでおしゃれな形状があります。
さまざまな形状の窓を組み合わせることで光を取り込む工夫ができます。
ただし、あまりに窓を多く設置してしまうと、シンプルさに欠けてしまうので注意しましょう。
デザイン性のある内装にするには、光と影のバランスを考えることも大切です。
内装を計画する時になかなか考えることがないポイントかもしれませんが、窓から入る自然の光や影、照明の当たり方による光や影はその家の個性となります。
壁、建具、床、家具など当たる光と影が調和して、家全体がスタイリッシュな雰囲気になります。
平屋の内装は、設計の前に自分の理想のテイストをしっかり決めることで統一感のあるデザインに仕上がります。
テイストにはいくつかの種類があり、カラーの使い方や、素材の質感の選び方などそれぞれ違いがあります。
ここからは、テイストの種類について代表的なものをご紹介します。
自分の好みのテイストを見つけてみてください。
ナチュラルモダンテイストは、内装に木材などの自然素材を取り入れて、あたたかみのある空間をつくります。
カラーは、白を基調にして、壁紙や家具、カーテンやタイルなどナチュラルに統一した空間になります。
白やアイボリーと木材との相性も抜群で、視覚的にもやわらかな空間になるため、カフェで過ごすような居心地の良さがあります。
子育て世代にも人気があります。
シンプルモダンテイストは、内装のカラーは、白、黒、グレーなどのモノトーンを組み合わせ、すっきりとした空間にしたスタイルです。
無機質な素材のものを使うことが多く、直線的なデザインのインテリアを組み合わせると、かっこいい見た目になります。
無駄のないスタイリッシュなイメージが好きな人におすすめです。
和モダンテイストは、和の要素を取り入れたモダンテイストです。
畳を敷いた和室や重厚感のある木の梁など伝統的な和風のデザインとなります。
内装は落ち着いた色づかいにし、くつろげるスペースを設けると趣が出ます。
日本家屋の心落ち着く空間の中に、現代的なモダンテイストが組み合わさることで、洗練されたデザインになります。
北欧テイストとは、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランドといったヨーロッパ北部で生まれたテイストです。
カラーは、白やグレー、青など控えめな色合いを使います。
シンプルでやさしい曲線が使われることが多く、ほっこりとリラックスできる空間になります。
ヴィンテージテイストとは、古材や古いアイアン、革製品など使い込まれたような素材をベースにした重厚感のあるテイストです。
落ち着いた内装に、アンティーク家具や雑貨を取り入れれば、レトロな雰囲気になります。
内装には、おしゃれな床材や家具に古材を組み合わせることも多いです。
クールの中にあたたかみのある演出ができます。
平屋の注文住宅は、「家族がいかに快適に過ごせるのか」ということも重要な要素です。
平屋で快適に過ごす間取り5つのポイントをご紹介していきます。
平屋に吹き抜けをプラスすることで、天井が高くなり明るく開放的な空間が広がります。
吹き抜けがあると、高い位置に窓を設置できるので自然光が入り風通しもよくなります。
天井にシーリングライトを取り付けることで、さらに空気の流れがよくなり、室内温度のバランスが保てます。
吹き抜けには、片流れ屋根の勾配天井を組み合わせると内装も外観もおしゃれになります。
小上がりとは、家の中に設けられた段差で区切った空間のことです。
フラットな空間に段差をつけることでメリハリのある間取りになります。
小上がりは、和室や来客用スペース、小さなお子様がいるご家庭では、お昼寝スペースに便利です。
小上がりの高くなった部分は引き出しをつけて、収納スペースにできます。
平屋は、収納スペースが少なくなりがちですが、小上がりのように物をすぐに片付けられるスペースがあると便利です。
平屋に、ロフトやスキップフロアを設置するとおしゃれで快適な空間になります。
ロフトやスキップフロアは、趣味の部屋や学習スペース、収納など、ライフスタイルに合わせリフォームやリノベーションがしやすい可変性のあるスペースです。
空間が緩やかにつながった仕切りのない空間なので、家族とのコミュニケーションもとりやすくなります。
平屋は、敷地の環境によっては人の目が気になるというデメリットがあります。
外の道路に面した家や隣の家との距離が近い場合、平屋を開放的につくってしまうとプライバシーを確保できず落ち着かなくなる可能性があります。
人の目に入る場所に大きい窓を設置しないようにするなど工夫をしましょう。
中庭をつくったり、外構に目隠しフェンスをつけたりするのもおすすめです。
平屋は、2階建て住宅と違い床面積は狭くなり、収納場所が少ない傾向になります。
せっかくおしゃれな空間をつくったとしても、部屋が散らかってしまっていてはもったいないです。
平屋は、限られた空間の中でも収納スペースを確保する必要があります。
たとえば、天井と屋根の空間を活用した小屋裏収納や、床下収納、ロフト収納、スキップフロアを活かした半地下収納などを設置すると良いでしょう。
家族で共有できる大きなクローゼットをつくれば、ものが集約されるので家事の動線も効率がよくなるはずです。
長期優良住宅の和風平屋の住まいを実現された施工実例です。
重厚感のある黒い外壁と木目のアクセントがバランスよく配置され、おしゃれで落ち着いた雰囲気になりました。
「つくっては壊す」スプラップビルドの社会から
「いいものをつくって、きちんと手入れをして長く大切につかう」社会へ。
という長期優良住宅の良さが感じられるお住まいになりました。
和室の床の間には、ご先祖から思いを受け継いだ古家の床板をそのまま取り入れています。
カーディアンフォースというすぐれた耐震性能を発揮する制震金物を設置し、地震や台風にも強い、安心安全な住まいが完成しました。
今回はおしゃれでモダンな平屋の間取りや内装のポイントなどをご紹介しました。
平屋は、空間のためデザインや間取りの自由度が高く、自分好みの住宅を楽しむことができます。
自由度が高いからこそ、どのようにプランを立てたらよいかと悩む方も多いはずです。
まずは、インターネット検索で情報を集めることからはじめましょう。住宅のエリアにあるモデルハウスやハウスメーカーのイベントに行くのもおすすめです。
実績のある工務店に依頼すれば、土地の特徴や希望に合わせた適切なデザインや建材の確保、アフターのサービスも提案を受けることができます。
この記事を参考に素敵な平屋のマイホームを実現いただけたらうれしいです。
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