2024/08/29
「古民家リノベーションに興味がある」
「実際の古民家のリノベーションの事例を見てみたい」
古民家のリノベーションに興味を持っている方は、このように考えたことがある方もいるのではないでしょうか?この記事では、古民家のリノベーションの事例5選を紹介します。
また、古民家リノベーションのメリット・デメリットや古民家をリノベーションする際に失敗しない業者の選び方を解説します。古民家のリノベーションを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事のポイント
目次
まずは古民家のリノベーション事例を5選、紹介します。
こちらは、海辺の塩害に侵されて朽ちようとしていた住宅のリノベーションの事例です。
耐震補強を施し、生まれ変わった家です。昔ながらの日本家屋の趣を残しつつ、気品溢れる格式高い住まいへと生まれ変わりました。
大きな窓からは自然の光をたくさん取り入れ、住む人の心を明るくしてくれます。木の温もりを感じられ、落ち着いて住み続けられる素敵な住まいです。
築80年の古民家のリノベーション事例です。
柱や梁は活かしつつ、地震にも強い住宅に仕上げました。愛知県の杉・ひのきをふんだんに使った室内は、上品さがありつつも、落ち着ける空間を演出しています。
古民家の良さを残しつつ、現代っぽさも組み合わせた完成度の高い素敵な住まいです。
先祖代々続く築130年の茅葺き屋根の古民家のリノベーション事例です。
厳選した構造材はそのまま残し、耐震補強を含めた大改造を施しました。階段の手摺りは、近代っぽさを感じさせる仕上がりです。
古き良き日本の姿を残した、落ち着ける空間が広がった住まいです。
築100年の古民家が、懐かしさとモダンさを兼ね備えた住まいに生まれ変わった事例です。
農作業などのために広く作られた昔の玄関を再現するように、広い土間を採用した玄関は多くの客人が集まっても狭くならず、開放感を感じさせてくれます。
また、旧家にあった囲炉裏を復活させたことで、家族や友人との語らいが楽しめるでしょう。居室にはすべて濡れ縁があり、自然を感じながらの夜の晩酌や星空観察には最高の空間です。
築約100年の古民家をフルリノベーションした事例です。
家の前を囲んでいた木も伐採し、目の前に広がる海を楽しむことが可能になりました。玄関を開けると、開放的な空間が広がります。無垢材の床、むき出しの梁、和風旅館を思わせる趣です。
和室を仕切る帯戸は、もともとあったものを塗り直しを施して再利用した自然にも配慮した仕上がりの住まいです。
古民家のリノベーションとは、現代の生活スタイルに合わせて、伝統的な家の設備や機能をアップデートすることです。
古い日本家屋には、現代の家では味わえない独特の風情や雰囲気があります。そのような古民家の魅力を残しつつ、快適に暮らせるように改修するのが、古民家リノベーションの目的です。
古民家のリノベーションにはどのようなメリットがあるのでしょうか。古民家のリノベーションのメリットを4選、紹介します。
古民家のデザインや雰囲気に、古き良き日本を感じる方も多いでしょう。
古民家のリフォームやリノベーションは、その独特の魅力を保ちながら、現代の快適な生活を実現することが可能です。しかし、内装がそのままの古民家に住むと、不便さを感じることもあります。
例えば、キッチンの作業台が低く設計されているため、調理時に腰をかがめなければならないことも。こうした不便さも、現代の生活スタイルに合わせてリフォーム・リノベーションすることで解消できます。
古民家と聞くと、「古くて耐久性が低い」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、古民家は長年にわたって倒壊せずに存在してきたことから、もともと高い耐久性を備えています。リノベーションによって補修や補強をすれば、さらに安心して安全に暮らせる住まいにすることが期待できるでしょう。
古民家の大きな魅力の一つは、立派な梁や柱です。
古民家には、強度の高いヒノキやケヤキがよく使用されています。ヒノキやケヤキは、数百年にわたって強度を保つとされる非常に頑丈な木材です。
建築から長い年月を経た古民家の柱や梁は、現在では非常に貴重な資源とされています。こうした価値ある建材を生かして古民家を活用することは、資源保護の貢献にもつながります。
建物は、新築から年数が経つごとに固定資産評価額が減少します。
そのため、築数10年以上経過した古民家をリノベーションすることで、固定資産税を軽減することが可能です。新築に比べて、税負担を約2割程度抑えられる場合もあり、リノベーションには税負担が軽減されるメリットもあります。
メリットがあるということは、デメリットもあるはずです。ここからは古民家のリノベーションのデメリットを4選、紹介します。
古民家が建てられた時代と現在では「耐震基準」が異なるため、耐震性が低い可能性があります。
しかし、これまで古民家が数々の地震に耐えてきたとしても、必ずしも地震に弱いとは言えません。
現行の耐震基準に基づいて設計されているわけではないため、耐震診断をして、必要に応じて今の基準に沿った耐震補強をしましょう。日本は地震の多い国なので、耐震対策は必須といえます。
古民家は、断熱性が低い場合がほとんどです。
現代の住宅では、断熱性を高め、空調を効かせることで快適な室内環境を維持することが一般的です。
一方で、古民家は空調が十分でなかった時代に、外気を取り入れることで室内を涼しくするように設計されています。昔とは気候条件も異なるため、そのままでは古民家で快適に過ごすのが難しいこともあるので、十分な注意が必要です。
古民家は基本的にオーダーメイドで建てられているため、リフォームやリノベーションをする際には、建物の状態を見極めながら慎重に工事を進めることが求められます。
また、リフォーム・リノベーションの経験が豊富な業者であっても、古民家を扱ったことがない場合があります。古民家のリフォームやリノベーションを考えている場合は、早い段階から古民家に対応的できるプロの業者探しを始めることが重要です。
愛知県豊明市にある「株式会社コスモ」では、古民家のリノベーションの相談に対応しています。
豊富な施工事例と経験を活かした、本格的な古民家のリノベーションが可能です。以下のリンクから古民家のリノベーションに関する相談を受け付けているので、ぜひお問い合わせください。
古民家のリノベーションの相場はいくらでしょうか。
相場と費用を解説します。
フルリノベーションの費用は、一般的に1,000万円から2,500万円程度が目安とされています。しかし、構造部分の腐食具合や延べ面積によっては費用が大きく変動します。延べ面積が50~60坪と広ければ、3,000万円以上かかることもあるので注意が必要です。
また、古民家は築浅物件に比べて耐震性や断熱性に問題があることが多く、リノベーション費用が高額になる場合もあります。十分な予算をもって、古民家リノベーションを検討しましょう。
フルリノベーションとは異なり、1部屋のみの改修や設備の交換など、部分的な施工をすることも可能です。工事の範囲を限定することで、工費を最小限に抑えられます。
部分リノベーションの費用は、施工範囲や建物の劣化具合によって異なるため、事前に施工会社に確認することが重要です。以下は、各部分のリノベーション費用の大まかな目安です。
施行箇所と内容 | 費用の目安 |
耐震工事 | 120~150万円 |
断熱・気密工事 | 床下:20~30万円 天井:15~25万円 壁:50~100万円 内窓:5~15万円/箇所 玄関ドア:50~110万円 |
屋根 | 塗装:20~40万円 重ね葺き・葺き替え:50~250万円 |
外壁 | 補修:50~80万円 塗装:60~100万円 重ね張り・張り替え:130~400万円 |
あくまでも目安なので、必ず見積もりを取ったうえで相場観を把握しましょう。
古民家をリノベーションする際に失敗しない業者の選び方はあるのでしょうか。それぞれ詳しく解説します。
リノベーション会社の得意分野に古民家があることは非常に重要です。
リノベーション会社にはさまざまな得意分野があり、デザイン性に優れた会社や耐震設計を得意とする会社、水回りの改修に特化した会社など、その特徴は大きく異なります。
リノベーション会社を選ぶ際には、施工事例や会社概要を確認して、自分の希望するリノベーション内容と会社の得意分野がマッチしているかを見極めることが大切です。
古民家のリノベーションを多く手がけた事例があるか確認しましょう。
ホームページやパンフレットに施工事例や実績が掲載されていることは、信頼の証です。施工会社のホームページやパンフレットを確認し、施工実績や施工事例の紹介、デザインコンテスト受賞など、第三者の評価があるかどうかをチェックしてみましょう。
また、自分の理想に近い施工事例があるかどうかも確認することが重要です。
施工事例を確認する際は、工事の内容だけでなく対象物件の築年数や工事費用、平米数、工事期間なども合わせて確認しておきましょう。事前に予算を入念に組んで、トラブルがないように注意しておくと安心です。
当たり前のことですが、自分が出せる予算内でどれだけ理想のリノベーション住宅に近づけるかは重要なポイントです。
細部まで丁寧に打ち合わせをしてくれるリノベーション会社や、詳細な見積もりを提示してくれる会社を選びましょう。
リノベーションで理想のお住まいを実現するためには、細かな打ち合わせが不可欠です。一度の打ち合わせで終わるのではなく、何度も相談の場を設けてくれる会社や、丁寧な対応をしてくれる業者を選びましょう。
古民家をリノベーションした後は長く暮らしていく家だからこそ、リノベーションの際だけでなく、その後のアフターサービスが充実している会社を選ぶことが重要です。
アフターサービスがしっかりしている会社であれば、入居後にトラブルが発生した場合も安心して任せられます。長期保証を提供しているリノベーション会社もありますので、選ぶ際には保証期間についても確認しましょう。
また、アフターサービスの内容を確認する際には、サービスが受けられるエリアについても忘れずに確認してください。アフターサービスが提供されていても、対象地域外、もしくは保証期間が異なる場合があります。
古民家は日本の伝統を受け継ぎ作られた奥ゆかしくも洗練された素敵な住まいです。
しかし、現代社会で古民家に住むにはどうしても、リノベーションが必要になってきます。古民家のリノベーションを実施する際は、メリット・デメリットを理解し、信頼できる業者選びを行いましょう。
愛知県豊明市にある「株式会社コスモ」では、古民家のリノベーションの相談に対応しています。
豊富な施工事例と経験を活かした、プロならではの古民家リノベーションが可能です。以下のリンクから古民家のリノベーションに関する相談を受け付けているので、ぜひお問い合わせください。
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