故きを継承し、新たに挑む

私たちコスモは、創業当時から愛知の木を使った家づくりにこだわり続けてきました。
しかし昨今は、長引くコロナ禍、物価高騰などにより、住まいに求めるものが変わりつつあります。またさらに、テレワーク、除菌消毒、外出自粛、省エネ、デジタル化、多様性、個の時代・・・・ここ数年で新たなキーワードも生まれました。これらは時に快適な暮らしを育みますが、人や社会とのつながりが減り生きにくさを感じることもあります。せめて長い時間を過ごす我が家では、ゆったりと過ごせる空間であってほしいと思います。

私たちが造り続けてきた木の家は、夏は涼しく冬は暖かいのが特長です。今や空調で快適な室内空間をつくることは可能ですが、木の家は、季節の変化を感じながら暮らしを愉しみ、家族の会話をはずませ、心に余裕をもたらしてくれます。かつての日本家屋で大切にされてきた先人たちの知恵は、今この時代だからこそ、人々の心を豊かにし健康を育んでくれるものだと再認識しました。

また昨年は、健常の子も障がいを持った子も理解し支えあう社会を目指し活動されている、豊明市栄町にある「有限会社木だち」さんの新しい施設の建設に携わりました。2015年に国連サミットで採択されたSDGｓの目標にもある「誰一人取り残さない」持続可能な社会の実現に向け、微力ながら貢献できたのではないかと自負しております。

どうか皆様に、木の家の魅力を再認識してもらいたい！
そして木の家を知り尽くしたコスモに、新築・リフォーム・古民家再生など、快適で安心な住まいづくりをご相談ください。地域に根付いた工務店として、「人とのつながり」「地域とのつながり」「環境とのつながり」を大切にしながら邁進して参ります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。