愛知県豊明市
共に暮らすそれぞれの空間
敷地面積/1224.00㎡(370.26坪)
1階床面積/162.42㎡(49.13坪)
2階床面積/50.99㎡(15.42坪)
お父様とお母様が大工さんと一緒に建てた築約50年の平屋を壊し、
息子さんご夫婦と一緒に暮らす二世帯住宅を建築されました。
職人たちの熟練した技術と、自然素材のぬくもりが息づく家づくり。
その魅力に心を奪われ、多くの選択肢の中からコスモを選んでくださいました。
K様ご家族のご要望をお伺いすると、
「旧家を支えてきた立派な梁を新居にも使いたい」
「土間空間を毎年年末に行っている“餅つき”のできる空間にしてほしい」
という理想がみえてきました。
過去と未来を繋ぐ梁
旧家には立派な丸太が使われており、家族を支えてきました。
これらの梁を新居にも使えないかと考え、二世帯の共有空間である土間に
梁を設らえることをご提案させていただきました。
お子様世帯のリビングは吹抜けになっており、古木が見えるよう設計してあるのも特徴です。
旧家で家族を支え、多くの思い出を育んできた梁が、
新居でも成長を見守りながらこれからの日々を支える存在として新たな役割を果たします。
心温まる家族の伝統
“家族皆で楽しいひと時を過ごしたい”というお父様の想いから
毎年年末に行っている「餅つき」ができる空間をご提案させていただきました。
二世帯を繋ぐ土間は、夏は涼しく天候を気にせず作業することができます。
また、趣味や収納など幅広く使う事もでき、お掃除もラクラクです!
帰宅時すぐに手が洗えるように手洗い場が設けてあるのも特徴です。
ヒノキの間・杉の間
親御様世帯はヒノキを、お子様世帯は杉を使用いています。
アロマオイルも作られるほどリラックス効果のある香りが特徴のヒノキ。
心地よい香りが広がる空間は、日々の疲れを癒す一助となるでしょう。
さらに、水に強く、耐朽性が高いため頑丈です。
杉は、木質が柔らかく足触りが良いため、歩くたびに心地よさを
感じることができます。
日本の木のオールラウンダーとも呼ばれており、
構造材や造作材、建具などにも使用されます。
この幅広い用途が、杉の魅力の一つです。
ヒノキの間 杉の間