2024/06/13
豊明市でリフォームを検討中の方は、助成金制度を上手に活用したいと考えているのではないでしょうか。
しかし「どのような助成金があるのかわからない」「申請の方法が分からない」など、助成金に関する情報収集に苦労している人も多いのが実情です。
豊明市では、住宅の省エネルギー化や耐震性の向上を目的としたリフォームに対して、さまざまな助成金が用意されています。助成金を活用することで、リフォーム費用の負担を大幅に軽減できるでしょう。
本記事では、豊明市のリフォーム助成金制度の概要や対象となる工事の種類、申請する際の手順などについて詳しく解説します。
豊明市でリフォームを計画している方は、ぜひ参考にしてみてください。助成金を上手に活用して、快適な住まいづくりを実現しましょう。
この記事のポイント
目次
豊明市で使えるリフォーム補助金・助成金一覧として、以下の4つをピックアップしました。
どのような補助金・助成金なのか、条件はどうなっているのか見ていきましょう。
高齢者等住宅改修費補助金助成制度は、要介護認定を受けた高齢者やそれに準ずる方の住宅改修に対して、費用の一部を補助する制度です。対象となる工事は手すりの取り付けや段差の解消、滑り防止などの改修工事で新築や増改築は対象外となります。
補助金額は費用の全額で、上限は10万円で利用は1人につき1回限りとなっているのも注意点です。条件を把握した上で、申請を行いましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
制度名 | 高齢者等住宅改修費補助金助成制度 |
助成金額 | 工事費用の全額(上限10万円) 利用は1人1回限り |
支給条件 | 介護保険の要介護認定で認定された高齢者 またはそれに準ずる高齢者 |
助成対象工事 | 手すりの取り付け 段差の解消 滑り防止などの改修工事(新築・増改築は対象外) |
木造住宅耐震改修費補助金助成制度は、昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅の耐震改修工事に対して、費用の一部を補助する制度です。事前に耐震診断を行い、定められた基準を満たす必要があります。
補助金額は耐震改修後の判定値に応じて費用の3分の1から全額で、上限は60万円から100万円です。既に耐震改修や耐震シェルターの補助を受けた住宅は対象外となるので注意しましょう。
項目 | 内容 |
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制度名 | 木造住宅耐震改修費補助金助成制度 |
助成金額 | 耐震改修後の判定値に応じて、以下の金額を上限として助成 ・判定値1.0以上:最大100万円(工事費90万円、設計・監理費10万円) ・判定値0.7以上1.0未満:最大100万円(工事費90万円、設計・監理費10万円) ・一部工事で1階の判定値1.0以上:最大60万円(工事費55万円、設計・監理費5万円) |
支給条件 | 以下の全てを満たす木造住宅が対象 ・昭和56年5月31日以前に着工された在来軸組構法 または伝統構法の戸建住宅、併用住宅、長屋、共同住宅 ・市の無料耐震診断で判定値1.0未満 または愛知県建築住宅センターの耐震診断で80点未満と診断 ・これまでに市の耐震改修 耐震シェルター整備の補助を受けていない |
助成対象工事 | 以下のいずれかに該当する耐震改修工事 ・判定値0.7未満:耐震改修後の判定値を1.0以上とする工事 ・判定値0.7以上1.0未満:診断判定値に0.3を加算した数値以上とする工事 ・判定値1.0未満:一部工事で1階の判定値を1.0以上とする工事 |
非木造住宅・建築物耐震改修費等補助金助成制度は、昭和56年5月31日以前に着工された非木造住宅や建築物の耐震診断や耐震改修工事に対して、費用の一部を補助する制度です。
補助金額は延べ床面積に応じた基準額の3分の2で、設計図書の復元や耐震診断の判定にかかる費用も加算されます。戸建て住宅の場合、上限が100万円となる点も理解しておきましょう。
項目 | 内容 |
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制度名 | 非木造住宅・建築物耐震改修費等補助金助成制度 |
助成金額 | 以下の金額を上限として助成 ・戸建て住宅 :100万円 ・通行障害建築物:180万円 |
支給条件 | 以下の全てを満たす非木造住宅・建築物が対象 ・昭和56年5月31日以前に着工された建築物 ・地上階数が2以上かつ 延べ床面積が200平方メートル以上の建築物 ・耐震診断の結果、Is値が0.6未満の建築物 |
助成対象工事 | 以下の全てを満たす耐震改修工事 ・Is値を0.6以上(倒壊の危険性が低い値)とする工事 ・愛知県の耐震改修促進計画に適合する工事 ・他の補助金等を受けない工事 |
耐震シェルター整備費補助金助成制度は、木造住宅に耐震シェルターを設置する場合に費用の一部を補助する制度です。対象は昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅で耐震診断の結果、上部構造評点が1.0未満であることが条件となります。
補助金額は、耐震シェルターの設置に要する費用の3分の2以内で上限は30万円です。代理受領制度を利用することで、申請者の費用負担を軽減できます。
項目 | 内容 |
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制度名 | 耐震シェルター整備費補助金助成制度 |
助成金額 | 以下の金額を上限として助成 ・耐震シェルター設置工事に要する費用の2/3以内 ・上限30万円 |
支給条件 | 以下の全てを満たす木造住宅が対象 ・昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅 ・市の耐震診断で上部構造評点が1.0未満の住宅 ・自ら居住するための住宅(賃貸住宅、空き家は除く) ・この制度による補助を過去に受けていない住宅 |
助成対象工事 | 以下の全てを満たす耐震シェルター設置工事 ・建築基準法施行令第46条第2項第1号に規定する構造計算によって 安全が確かめられた耐震シェルター ・地震発生時に迅速に避難できる位置に設置するもの ・消費税を含む費用が50万円以上のもの |
豊明市多世代同居・近居に係る固定資産税相当額一部補助事業は、親世帯や祖父母世帯または子世帯や孫世帯と同居または近居をするために、市内に新たに住宅を取得する方を対象にサポートする制度です。補助金額は家屋の固定資産税相当額で、7万円を限度としています。
補助期間は新たに取得した住宅に対し、固定資産税が課税される年度から3年間です。ただし、申請は毎年度必要となるので注意しましょう。
項目 | 内容 |
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制度名 | 豊明市多世代同居・近居に係る固定資産税相当額一部補助事業 |
助成金額 | 家屋の固定資産税相当額で、7万円を限度 |
支給条件 | ・親世帯や祖父母世帯または子世帯や孫世帯と同居 または近居をするために、市内に新たに住宅を取得する方 ・令和3年1月2日以降に市内で新たに住宅を取得し 取得した住宅が令和4年度以降から新たに固定資産税の賦課を受ける対象かつ 補助期間内は市内に定住される方 ※分家の要件等で都市計画法による許可を受けて建築された住宅は対象外 |
助成対象工事 | 親世帯と子世帯等の同居や近居をするために新たに住宅を新築又は購入する場合 |
豊明市で使える減額制度として、以下の3つをまとめました。
それぞれの減額制度の詳細について、見ていきましょう。
省エネ改修に伴う減額は平成26年4月1日以前から所在する住宅等において、省エネ改修工事を施した場合に固定資産税の減額を受けられます。承認されれば工事完了の翌年度分1年間、固定資産税額(家屋)の3分の1を減額。
ただし、減額を受けるには、工事完了後3ヶ月以内に申請書を提出する必要があります。また、この制度による減額は1家屋につき1回(1年分)となるので、あらかじめ理解しておきましょう。
項目 | 内容 |
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制度名 | 省エネ改修に伴う減額 |
減税金額 | 固定資産税額(家屋)の3分の1を減額 (120平方メートル相当分まで) |
減税条件 | ・平成26年4月1日以前から所在する住宅 ・自己の居住用に供する家屋 ・床面積が50平方メートル以上280平方メートル以下 ・省エネ改修工事費用の自己負担額が50万円超 ・改修後の住宅全体の省エネ性能が平成28年基準相当となること |
必要書類 | ・省エネ改修に伴う固定資産税減額申請書 ・増改築等工事証明書(原本) ・工事費用の領収書(写し) ・工事写真(改修前後のわかるもの) |
バリアフリー改修に伴う固定資産税減額は、新築から10年以上経過した住宅等において、バリアフリー改修工事を施した場合に、固定資産税の減額を受けられます。工事完了後の翌年度1年間、固定資産税額(家屋)の3分の1が減額。
減額を受けるには、工事完了後3ヶ月以内に申請書を提出する必要があります。また、土地の固定資産税の減額はないので注意しましょう。
項目 | 内容 |
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制度名 | バリアフリー改修に伴う固定資産税の減額制度 |
減税金額 | 固定資産税額(家屋)の3分の1を減額 (100平方メートル相当分まで) |
減税条件 | ・平成26年4月1日以前から所在する住宅 ・自己の居住用に供する家屋 ・床面積が50平方メートル以上280平方メートル以下 ・バリアフリー改修工事費用の自己負担額が50万円超 ・改修後の住宅が一定のバリアフリー基準を満たすこと |
必要書類 | ・バリアフリー改修に伴う固定資産税減額申請書 ・増改築等工事証明書(原本) ・工事費用の領収書(写し) ・工事写真(改修前後のわかるもの) |
住宅耐震改修に伴う固定資産税減額は、昭和57年1月1日以前に所在する住宅等において、耐震改修工事を施した場合は固定資産税の減額を受けられます。翌年度1年間、固定資産税額(家屋)の2分の1が減額されます。
対象となるのは耐震改修に要した費用が50万円を超える家屋に限定されているので、注意が必要です。申請する前に、自分の家が条件に当てはまっているかチェックしておきましょう。
項目 | 内容 |
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制度名 | 住宅耐震改修に伴う固定資産税の減額制度 |
減税金額 | ・耐震改修のみ:固定資産税額(家屋)の2分の1を減額 ・長期優良住宅化リフォームを伴う場合:固定資産税額(家屋)の3分の2を減額 ※減額対象床面積は、1戸当たり120平方メートル相当分まで |
減税条件 | ・昭和57年1月1日以前から所在する住宅を耐震改修した場合 ・耐震基準に適合する工事であること |
必要書類 | ・耐震基準に適合した工事であることの証明書類 (住宅耐震改修証明書、増改築等工事証明書など) ・長期優良住宅の場合は、認定通知書の写し |
豊明市におけるリフォーム助成金申請の流れとして、以下のステップで進めるのがおすすめです。
再現性の高い手順なので、ぜひ参考にしてみてください。
まずは、豊明市役所の担当窓口に相談することをおすすめします。各助成金制度の対象要件や申請期限、予算状況などを確認し、自分が利用できる制度を見極めましょう。
担当者に相談することで、申請に必要な書類や手続きの流れについても説明を受けられます。不明点がある場合は、この段階で聞いておくと良いでしょう。
助成金の申請には、リフォーム工事の見積書が必要となります。複数の工事業者から見積もりを取り、助成金の対象となる工事内容や金額を確認しましょう。
見積書は申請時に添付する必要があるため、余裕を持って準備することが大切です。直前に用意を始めても、混乱することが多いので早い段階で準備しましょう。
申請に必要な書類は、助成金の種類によって異なります。例えば、住宅改修費の助成金では、改修前後の写真や領収書などが必要です。
また、耐震改修の助成金では、耐震診断の結果や改修後の設計図面などの提出が求められます。事前に必要書類を確認し、漏れのないよう準備しましょう。
必要書類が揃ったら、期限までに担当窓口へ提出しましょう。申請書類に不備がないか、もう一度確認することをおすすめします。
申請方法や添付書類について不明な点があれば、窓口で遠慮なく質問しましょう。書類の提出は、原則として直接窓口へ持参する必要があります。
申請書類を提出したら、審査結果の通知を待ちます。審査には一定の時間を要するため、結果が出るまで数週間から数ヶ月かかる場合も。
審査の結果、助成金の交付が決定されれば交付決定通知が届きます。万が一申請が却下された場合は、理由を確認し、再度申請することを検討しましょう。
助成金の交付が決定したらリフォーム工事の契約を交わし、工事に着手します。ただし、工事の契約は必ず交付決定通知が届いてから行うようにしましょう。
着工前の契約は認められない場合があるため、注意が必要です。事前着工の有無については、事前に担当窓口に確認しておくことをおすすめします。
リフォーム工事が完了したら、実績報告書と請求書を提出するのが次の流れです。実績報告書には工事の内容や経費の詳細を記載し、領収書や写真等の証拠書類を添付します。
また、助成金の振込先口座を明記した請求書も一緒に提出します。提出期限は工事完了後、一定期間以内に設定されているため早めの手続きを心がけましょう。
実績報告書と請求書の内容に問題がなければ、指定の口座に助成金が振り込まれます。振込みの時期は助成金の種類や予算状況によって異なりますが、早ければ数週間程度で入金される場合もあります。
助成金の振込みをもって、一連の申請手続きが完了です。きちんと振込みされているかまで確認して、完了しているかチェックしましょう。
豊明市でリフォームする際に費用を抑えるコツとして、以下の3つを押さえるのが大切です。
それぞれのコツについてチェックし、理解を深めていきましょう。
部屋を仕切る壁や出入口の建具を設けるには、それぞれ材料費や施工費がかかります。リフォームの際、壁や扉の数を減らすことでコストの削減が可能です。
開放的な空間にすることで材料の無駄を省き、職人の作業量も減らせます。ただし、プライバシー性が下がるデメリットもあるため、カーテンやスクリーンで代用するのも一つのアイデアです。
また、アール壁やアール開口など、曲線を描く壁も割高になる傾向にあります。コストを重視するなら、シンプルな直線の壁にすることを検討しましょう。
リフォームでは複数の工事をまとめて1社に発注することで、トータルの費用を抑えられます。個別に業者に依頼するよりも、一括で発注した方が割安になります。
また、内装と外装のリフォームを同じタイミングで行うことで、足場の設置費用などが節約できるのもメリットです。ただし、リスクを抑えるために依頼する前にリフォーム会社の実績や評判をしっかりと確認し、納得のいく業者に発注することが大切です。
リフォームの費用を左右するのが、設備や建材のグレード選びです。高級な素材を使えば使うほど、費用はかさんでいきます。
対応策として予算に合わせて、設備や建材の種類を見直すことが重要です。例えば、床材は無垢材からフローリングに変更したり、クロスの価格帯を下げたりするだけで、コストを削減できます。
ただし、グレードを下げすぎると家の耐久性に影響が出る恐れもあります。価格と品質のバランスを考えながら、自分の目的に合った設備や建材を選びましょう。
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