建替えかリフォームか迷った時の見極めのポイント

「家が古くなってきた」「家族構成が変わった」「もっと快適に暮らしたい」「空き家になった実家をどうにかしたい」
そんな時に多くの方が悩むのが、「建替え」と「リフォーム」のどちらを選ぶべきかということです。

どちらにもメリット・デメリットがあり、正解は一つではありません。この記事では、建替えとリフォーム、それぞれの特徴と、判断する際の見極めポイントをご紹介します。

建替えとリフォーム、それぞれの特徴

【建替え】

メリット：

• 新築同様の快適性・耐震性・省エネ性を実現できる

• 間取りやデザインをゼロから自由に設計できる

• 住宅ローンなどの支援制度が利用しやすいことも

デメリット：

• 費用が高くなりやすい

• 解体や仮住まい、手続きなどに時間と手間がかかる

• 現行の法規制で建築が難しくなる場合もある

【リフォーム】

メリット：

• 住みながら工事できる場合もあり、生活の負担が少ない

• 費用を抑えられるケースが多い

• 愛着ある家の雰囲気を残せる

デメリット：

• 築年数や構造によっては耐震・断熱性能に限界がある

• 間取りの自由度は建替えほど高くない

• 工事後に予期せぬ修繕が必要になることも

見極めの3つのポイント

1. 建物の「築年数」と「構造の状態」

築30年以上で、構造に大きな劣化やシロアリ被害、傾きなどが見られる場合は、建替えを検討する価値があります。一方、構造体がしっかりしている場合は、リフォームで性能を高めることも可能です。

2. ご家族のライフスタイルと将来設計

「今後二世帯で暮らす予定がある」「子どもが独立して夫婦だけになる」など、暮らし方が大きく変わるタイミングでは、間取りの大幅変更が必要になることも。自由度の高い建替えが有効なケースもあります。

3. 法的制限や土地の条件

現行の建築基準法により、「同じ規模では建てられない」ケースがあるのも建替えの注意点です。再建築不可や建ぺい率・容積率の制限がある土地では、リフォームの方が現実的な選択になることもあります。

建替えではなくリフォームをされた実例

想いを繋ぐ木の家

こちらのS様は、相談当初は建て替えを予定されていました。しかし話を聞いていくなかで、亡きお父様が遺してくれた家を大切にしたいという想いが深いことが分かり、リノベーションを提案させていただきました。もともとあった9ｍの梁をそのまま活かし、どの部屋からも見えるように設計。家族4人でコンパクトに暮らす温もりの住まいが完成しました。

リフォームではなく建て替えをされた実例

ビルトインガレージのある平屋

こちらのO様は、家族構成が変わり家を小さくして便利に暮らしたいという想いから、建て替えを希望されました。
しかし旧家の思いを残すため、旧家で使われていた丸太の梁を玄関とリビングに設え、新たな歴史を刻んでいきます。

まずは専門家にご相談ください

建替えもリフォームも、一生に何度もあることではありません。「正しい判断」をするためには、プロによる現地調査とご家族のご要望を踏まえたプランニングが大切です。

コスモでは、無料の建物診断・プラン相談を随時受け付けております。
どちらが本当にベストな選択か、一緒にじっくり考えてみませんか？

お気軽にお問合せください。

▼コスモのことについてよくわかるスターターセットができました▼

▼新モデルハウス「山床の家」をご見学希望の方は以下のイベント案内よりお申し込みください▼