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2024/02/26

家を建てるなら平屋か二階建てどっち?平屋と2階建て住まいの違いやメリットデメリットや費用の比較|税金についても解説【愛知県豊明市の施工事例付き】

新築住宅を建てる時に、「平屋と2階建てどっちが良いの?」と疑問に思う人はいるのではないでしょうか。

 

どちらの家の形状も、それぞれのメリットとデメリットがあり、ライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。

 

この記事では、平屋と二階建てを選ぶ際のポイントや費用についてもご紹介します。

 

 

 

 

平屋の特徴

平屋は1階部分に、キッチン、ダイニング、リビング、寝室、浴室、洗面所、トイレなどの生活空間を設ける住宅のことです。

 

おしゃれなデザインで外観や内装を自由に設計できるので、最近人気の注文住宅になります。

 

まずは平屋のメリット、デメリットについて見ていきましょう。

  

平屋のメリット

 

平屋は、1階部分のみの住宅となるので、比較的間取りの自由が高く、デザイン性に富んだ住宅をプランニングできます。

 

バリアフリー性があり、機能性や利便性もあるので子どもや高齢者も安心です。

 

平屋のメリット

 ・勾配天井や吹き抜けを利用すれば、日当たりと風通しのよい開放的な空間になる

 

・床をフラットにするなどのバリアフリー性があるので、小さなお子様や高齢者の方も安心して過ごせる

 

・ワンフロアにすべての生活環境が整う

 

・生活動線がスムーズ

 

・地震や台風に強い

 

・コンパクトな空間で、無駄のない生活を送れる

 

・家族の気配を感じながら暮らせる

 

・間取りの自由度が高いので、自分の理想のデザインに仕上げられる

 

平屋のデメリット

 平屋にはいくつかのデメリットがあります。

 

費用の問題や間取り、構造に関するデメリットは、設計前に施工会社に相談すれば対策できることがあります。

 

どのようなデメリットがあるのかを知っておきましょう。

 

平屋のデメリット

 

・周りの建物が高いと、日光が当たりにくい

 

・プライバシーが確保しにくい

 

・2階建てに比べ、収納スペースが少ない

 

・土地の広さが必要

 

・窓の位置により、風通しが悪くなる可能性がある

 

・建築費用や土地の価格が高い

 

・床下浸水の対策をする必要がある

 

 

2階建ての特徴

2階建て住宅とは、1階と2階の両方に生活スペースをつくることができる住宅のことです。

 

総二階建てと部分二階建てが主な種類になります。

 

総二階建ては、1階と2階が同じ床面積で、外周が揃っている住宅です。

 

家の形状がシンプルでスタイリッシュなイメージになります。

 

部分二階建ては、1階よりも2階部分の方が延べ床面積の狭い住宅です。

 

部分二階建ては総二階に比べ、坪数は狭くなりますが、形状の自由度があるため土地を選びやすいです。

 

ここからは2階建てのメリット、デメリットについて解説していきます。

 

2階建てのメリット

 2階建てにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

平屋と比べ床面積を多く取れるため、土地の選択肢が多いのが魅力です。

 

2階建てのメリット

 

・平屋よりも土地代や建築費用が安くなる傾向

 

・床面積が広いので広々とした空間になる

 

・ライフスタイルに合わせて、部屋の利用方法を変えられる

 

・収納が多く取れる

 

・将来売却しやすい

 

・土地の選択肢が広がる

 

・二世帯住宅に向いている

 

2階建てのデメリット

 2階建てにはデメリットもあります。

 

2階建ては、設計の制限があることや、床面積が広いことで起こるデメリットが大きいです。

 

2階建てを計画する際は、家事動線を確保するのか?収納を多くするのかなど生活における優先順位を決めておくと良いでしょう。

 

2階建てのデメリット

 

・平屋に比べて生活動線がスムーズではない

 

・平屋に比べて間取りの自由度が制限される

 

・階段の昇り降りが苦労する

 

・メンテナンスやリフォームの費用の負担が大きい

 

・光熱費がかかりやすい

 

・家族とのコミュニケーションが取りにくい

 

 

平屋と2階建てを決める9つのポイント

平屋と2階建ての住宅にはそれぞれメリット、デメリットがあり、どちらもライフスタイルによって住みやすいかどうかに違いが出てきます。

 

どちらを選んだら良いのかと悩むこともあるでしょう。

 

ここからは、平屋にするか2階建てにするかを決めるポイントを解説していきます。

 

ポイント1:建築時の費用【土地購入や建築時】

 平屋と2階建てを同じ床面積で建築する際は、平屋の方が費用は高くなりやすいです。

 

理由としては、基礎や屋根の面積が広くなり、使用する建築資材が多くなるからです。

 

また、平屋はワンフロアにすべての居住空間をつくる必要があるので、敷地の面積を広くする必要があり、建ぺい率も考慮すると土地購入費が高くなります。

 

ただし、間取りや内装、庭、断熱性、気密性の高さ、浴室やトイレ、キッチン、ベランダなどに仕様によっては2階建ての方が価格は高くなる可能性も。

 

一概に平屋の方が高いとはいえないため、予算に収まるかどうか施工会社にしっかり確認してください。

  

ポイント2:土地の条件

 

平屋と2階建ての床面積を同じにしたい場合、平屋は2階建ての2倍の土地の広さが必要になります。

 

また、平屋は1階建ての住宅になるので、周辺環境により日当たりや風通しが悪くなることも。

 

平屋は土地の条件によっては、希望の間取りを設計できない場合もあることを考えておきましょう。

 

広い土地はその分かかる費用も多く、探すのに苦労する可能性があります。

 

土地の条件によっては、2階建て住宅も視野に入れて検討するのがおすすめです。

 

ポイント3:生活動線

利便性や快適性など生活に関する生活動線のスムーズさも選ぶポイントのひとつです。

 

2階建ては、階段がある分、上下の移動が加わるため移動が複雑に。

 

たとえば、2階のベランダに洗濯を干すスペースをつくると、階段を昇る移動が加わります。

 

一方、平屋にすれば、洗濯物は上下移動がなくなるため、短い生活動線で効率よく移動できます。

 

2階建てより平屋の方が生活動線は、スムーズな家づくりになるのです。

 

ただし、平屋より2階建ての方が延べ床面積は広くなるので、ゆったりした空間になり移動がしやすくなります。

 

生活動線のコンパクトさを選ぶのか、十分な広さで動きやすい動線をつくるのかという点も考えましょう。

 

ポイント4:家族構成

 平屋と2階建てどちらを建てるか検討する際に、家族構成も考えましょう。

 

平屋の場合、1階部分で家族全員が暮らすため、距離が近くなり家族の気配を感じられる家になります。

 

子育て世代や高齢者がいる場合は、目に届く場所にいるうえ、バリアフリー性もあるので安心して暮らせます。

 

家族が多い場合は平屋だと、部屋の確保が難しく窮屈な間取りになる可能性もあるので注意しましょう。

 

2階建ての一戸建ては部屋の配置の選択肢が多く、家族間のプライバシーを確保し、程よい距離感で生活ができます。

 

2階建て住宅は、2世帯住宅にもおすすめです。

 

共有スペースと世帯ごとの部屋を確保できるからです。思春期のお子様に配慮しやすくなるのも良い点になります。

  

ポイント5:建築後の費用【税金やメンテナンス】

 建築後の費用も、平屋と2階建ての比較ポイントになります。

 

建築後のお金で考えられる大きなものは税金とメンテナンス料金です。

 

建築後の費用:税金について

税金については、建築後「固定資産税」と市町村によって「都市計画税」が発生します。

 

固定資産税は、建物の評価額に応じて金額が変わります。

 

平屋も2階建ても評価方法に違いがないため、どちらの方が高いかというのは一概にはいえません。

 

同じ延床面積の場合は、基礎や屋根の分建築資材を使用している平屋の方が高くなる可能性はあります。

 

固定資産税は、住宅用地の特例措置や新築住宅の減税制度があるので調べておきましょう。

 

建築後の費用:メンテナンス費

メンテナンス費用については、一般的に外壁、屋根、給湯器や水回りなどの設備のコストが考えられます。

 

外壁のメンテナンスは平屋より2階建ての方が面積や高さがある分、足場材や塗料代、工賃が高くなります。

 

メンテナンス性を考えると平屋の方が費用や工事の期間が抑えられる可能性が高いです。

 

ポイント6:防犯性の違い

 平屋と2階建ては、防犯性の違いに着目することも大切です。

 

平屋は、1階部分に居住する空間を設け、洗濯物を干したりくつろいだりするため、不審者が侵入しやすく防犯性は低い構造になります。

 

間取りを工夫したり、防犯窓を設置したりと対策が必要です。

 

平屋よりも2階建ての方が防犯性は高いといえます。

 

ポイント7:防災意識も視野に入れる

 近年日本に大きな被害をもたらす台風が増えています。

 

そのため、水害ハザードマップを不動産の会社が事前に説明することが義務化されました。

 

住宅においても、災害時にどこに非難すべきかを視野に入れたプランを立てましょう。

 

平屋は、床下浸水の危険性がありますが、2階建ては避難が可能です。

 

しかし、2階建ての二階の部分に居る場合避難が遅れるケースも考えられます。

ハザードマップをしっかりと抑えて、防災意識をもったうえで、平屋にするか2階建てにするかを検討しましょう。

 

ポイント8:プライバシーの確保

 プライバシーの確保を考えると、2階建ての方が安全であるといえます。

 

平屋は、1階部分に生活スペースがあるため道路に面した家や近隣の建物が近い場合は、人の視線が気になることもあるでしょう。

 

プライバシー確保のために、目隠しフェンスやカーテンなどで対策をする必要があります。

 

一方2階建て住宅は、人からの視線の心配がない間取りをつくりやすい傾向にあります。

 

プライバシーを確保したいのであれば、2階建てを選びましょう。

 

ポイント9:日当たりや風通しの良さ

 日当たりや風通しの良い家は、開放的で気持ちのよい快適な暮らしができます。

 

平屋は、周りに高い建物あるなど土地によっては採光が取りにくく、風も入りにくいです。

 

そのため、吹き抜けをつけたり、中庭をつくったりと工夫する必要があります。

 

一方2階建て住宅であれば、周りも2階建てという環境が多いため、採光や風通しが良い可能性が高いです。

 

日当たりや風通しは、直接現地に行ってみないとチェックできません。

施工会社とよく相談して、家の形状を決めましょう。

 

平屋か2階建てを決める際の注意点

平屋と2階建てを選ぶポイントをご紹介してきましたが、検討する際に注意しておきたいポイントがあります。

 

これからのライフスタイルを考えて選ぶ

 平屋と2階建ての新築を選択する際にどっちがよいのか悩んだ際には、現在のタイミングだけではなくこれからの未来に考えられる次のライフスタイルを考えてみましょう。

 

子どもが生まれたり、家族が独り立ちしたりと家族構成の変化により、間取りを変える必要があるかもしれません。

 

また、今は若くても、年齢を重ねた老後にはバリアフリーが便利になる可能性も。

 

今後の暮らし方により、「リフォームやリノベーションをするのか」「建て替えをするのか」ということも考えておくとよいでしょう。

 

優先順位を決める

 平屋にするのか2階建てにするのか迷った時は、譲れない優先順位を決めるとよいでしょう。

 

生活動線にするのか?費用面を考慮するのか?家族のプライバシーを確保するのか?など何を優先にしたらよいかをあげられるはずです。

 

家族で話し合い、優先ポイントを明確にして、平屋と2階建てどちらが快適な生活を送れるのかを考えましょう。

 

 

【愛知県豊明市の施工事例】家族や友人と余暇を楽しむ平屋の暖かい住まい

オーナー様のご両親が遺してくれた家を、家族や友人たちが心地よく集まる平屋にリノベーションした施工事例です。

ご友人がたくさんいらっしゃるオーナー様は、新しい住まいでも仲間との集いを楽しみたいとキッチンにはバーのようなカウンターを設置し、リビングからは開放的な庭を設けました。

 

ご友人とバーベキューしたりホームパーティをしたりと、特別な時間を過ごせるリビングが完成です。

 

床はバリアフリー、扉は全室吊り戸仕様で敷居がなく、掃除もしやすいため部屋がスッキリとしています。

仕事で夜遅くに帰宅することが多いオーナー様は、洗濯物は基本的に室内干しにしているので、洗面所にランドリースペースを設けました。

 

洗濯物が乾いたら、そのまま寝室のクローゼットに収納できるため、家事動線もスムーズに。

 

リビングに洗濯物が散らかることもなくなり、ご友人をいつでも呼べる環境になりました。

寝室にはじゅうたんを敷き、ホテルのようなリラックスできる空間を演出しています。

 

寝室に隣接した広々としたウォークインクローゼットは、収納だけではなく洋服や小物のセレクトを楽しむ場所に。

 

毎日の生活が豊かで楽しくなる工夫がされています。

 

【愛知県豊明市の施工事例】家族や友人と余暇を楽しむ平屋の暖かい住まい|詳しい施工事例はこちら>

 

 

まとめ|家族構成やライフスタイルに合わせて平屋か2階建てを選ぼう

今回は、平屋と2階建てのメリット、デメリット、選ぶ際のポイントや注意点をご紹介しました。

平屋と2階建てどちらにも良さがあるので迷う人も少なくないはずです。

 

どちらがよいか迷った際は、まずは、住宅の情報を収集することが重要です。

 

インターネットの検索より、ハウスメーカーや施工会社のホームページを探しましょう。

施工事例や写真、お役立ちコラムは、家をプランニングするうえで参考になる情報です。

 

この記事を参考に後悔のない新築住宅を実現していただけるとうれしいです。

 

 

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愛知県豊明市にある「株式会社コスモ」は、愛知県奥三河で育った木材を厳選し、他では見ることのできないこだわりの木の家を建てています。

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